神の島 琉球RYUKYU

豊かで不思議な沖縄の「今」をお伝えします the journal about rich and mysterious Okinawa today

映画「バルタザール どこへ行く」

f:id:ryukyufun:20210303162401j:plain

銀ちゃん どこへ行く


ロベール・ブレッソン監督の古い映画がかかっているので、観に行きました。1964年の「バルタザール どこへ行く」です。

 

生まれたばかりのロバをもらい、可愛がる少女マリー。ロバにバルタザールと名付け、マリーは世話を焼きます。それに嫉妬した村の愚連隊ジェラールに虐待されるバルタザール。なぜかそれを見て見ぬふりをするマリー。

家の都合でバルタザールを手放すことになっても、特に感情を出さないマリー。この娘の精神状態は大丈夫か?と心配になってきます。マリーだけでなく、父親も母親も村人もなんか無表情でおかしい。牧歌的な村なのに、全編不穏な雰囲気が漂っています。

バルタザールは鍛冶屋で酷使されてましたが逃げ出し、マリーと再会するも再びジェラールのが虐待が始まり・・・。

 

数奇な運命をたどるロバの一生がマリーの転落(?)の人生と重なります。ドストエフスキーの「白痴」の一部にヒントを得て作られたそうですが、なんとも重苦しい作品でした。

環境に翻弄されるロバの生は、マリーだけでなく、村人、ひいては一般の人間に共通することが読み取れるのではないか。時代や居住地や家族、周囲の人間、職場などに我々人間も翻弄されるわけですから。ロバの哀しくも無表情が村人たちの生気のない無表情に妙に重なって見えました。

 

ロバは抗うこともせず「愚鈍」の象徴でもあります。マリーもジェラールの暴力に当初は抵抗するも諦めてしまいます。ロバもマリーも逃げ出すことはできますが、当て所なく彷徨うだけ。熟考なく環境に即反応するだけの愚かさについて自戒させられる映画でした。

 

ブレッソンの作品、怖いです。

主演のアンヌ・ヴィアゼムスキーゴダールと結婚・離婚し、その後作家・監督になったそうです。 

 

 

 

 

 

「SUPER LOVE」

f:id:ryukyufun:20210301142522j:plain

ぽかぽか青空


今、那覇はお天気がよいと半袖で過ごせる陽気。とても過ごしやすいシーズンです。

ランニングも散歩も気持ちよいので、スポーツ選手の合宿みたいに、寒冷地にお住まいの人も運動のために来沖もよいのではないでしょうか。

 

ベランダで読書も日課になりました。

今日ご紹介するのは坂本政道著「SUPER LOVE」です。坂本さんは東大物理学科卒で会社で半導体素子の開発に従事されてましたが、変性意識状態の研究に専心するため退社。その後、対外離脱体験や死後体験などをテーマにした本を出版されています。

 

この本では意識の構造やその源、宇宙にみなぎる生命エネルギー(SUPER LOVE)について解説しています。その考察のきっかけとなったのが、人間の意識や精神について研究するアメリカのモンロー研究所での体験プログラムだそうです。

この研究所の創始者ロバート・モンローは、想像も体験もできないと思われていた死を調べることができると主張し、多くの共同研究者とヘミシンク法という音響効果を用いる方法を開発しました。

右耳と左耳に若干異なる周波数の音を聴かせることで、その周波数の差に相当する脳波を意図的に作り出し、聴く人の意識状態をコントロールするのです。意識が体から離れた状態、対外離脱状態も達成できるといいます。なんと死後の世界も体験できるそうです。

 

最近、現世的なものの方に不信感が募り、信じられるのはあの世だけかもという気分に傾きつつあります。

本当の幸せは宇宙とつながることなのかな・・・と思うこのごろです。

 

 

死の「壁」を超えるスーパー・ラブ 増補改訂

死の「壁」を超えるスーパー・ラブ 増補改訂

  • 作者:坂本 政道
  • 発売日: 2011/07/06
  • メディア: 単行本
 

 

「魂の退社」

f:id:ryukyufun:20210227151752j:plain

              店番の仕事をしています

 

リモートワーク続きで鬱病が増えているそうですが、コロナ禍の中で、働き方を考え直している方も多いのではないでしょうか。


稲垣えみ子著「魂の退社」を読みました。

大新聞社の論説委員編集委員をつとめエリート人生まっしぐらだった稲垣さんは、50歳の2016年に退社。突然のように受け止められた退社も、彼女の中では10年くらい前から発酵していた考えだそうです。

 

香川県の高松総局デスクに異動になったとき、料理好きな彼女は休日になると各地の農産物の直売所に通うようになりました。直売所は野菜や米や山菜が充実していて、しかも安い。だが、彼女が魅せられたのは安さだけではなく、直売所には「ないもの」がたくさんあることだというのです。

 

都会では旬でなくてもいつでも野菜が一通り揃っていますが、直売所には旬以外のものが「ない」のです。いつでも手に入るものには有難味も感動も感じないけれど、直売所でようやく旬を迎え出回るイキイキした野菜をいただく嬉しさ、有難さ。それこそが贅沢なのだと気が付いたのです。

「ある」ことが当たり前の今、「ない」ことの方が「ある」ことよりむしろ豊かなのだという発想の転換ですね。凄い発見だと思います。

 

また、会社を辞めて初めてわかった理不尽な無職の実態についても書いています。

日本社会とは実は会社社会。会社員にあらずんば人にあらず。無職になると馬鹿高い国民健康保険に入らなければならない。不動産は定期的な収入のある人つまり会社員を保証人に立てないと借りにくい。会社に所属していないと自動的に社会人の枠外に置かれ、不審者扱いされ、信用されず、暮らしを守るセーフティネットからも外れていく。国民年金では安心して老いることも難しい。もはや人権すら保障されない世界なのであると。

 

会社員の方には自分の中の会社依存度を下げることを勧めています。誰でもいつかは会社を去る日が来るわけですから。

会社は修行の場であり、依存の場ではない。人は自然に同期できる相手を探しているが、会社という集団の中にいるとそのセンサーが鈍くなる。だから会社員は人と個人的につながるのが下手。つながるためにはまず集団への依存心に気づき、一人で考え行動する習慣をつけること。一人の人間としてつながる。人を助け、助けられる。そんな関係を意識して作っていくことが大切なようです。

  

魂の退社―会社を辞めるということ。

魂の退社―会社を辞めるということ。

 

 

 

ウイルスでできている人間

f:id:ryukyufun:20210220183822j:plain

            放射能による遺伝子変異か


沖縄の新コロ新規陽性者は毎日十数人に減りつつあります。

皆さん律義にきっちりマスクをつけておられるので、インフル感染もほとんど無いようですね。

 

ウイルスは生物ではなく、データを持っているタンパク質。ひとたび細胞に入り込むとそのデータを生きる生命のように振る舞います。

素粒子は物の最小単位で、実態は情報ではないかと言われていますが、ウイルスも実態は情報で、最小単位の生命もどきですね。

人間の遺伝子もその半分はなんとウイルス由来のものだそうです。たとえば妊婦が胎児を自分以外の異物として拒絶しないのも、共存用データを持ったウイルスが人間に感染し胎児を守る膜(胎盤)を作ったためだとか。ウイルスがなければ人間の繁殖もなかったのかもしれません。ウイルスというと病原体というイメージですが、植物や昆虫の生態や雲の形成にもかかわるウイルスなどもあるそうで、その働きは創世記から関わっているのではないかと思われます。

 

この世には天文学的な数のウイルスがウヨウヨいて、それが各人各様に日々感染しているわけですから、性格や思考や能力もウイルスに知らないうちに左右されているのかもしれません。あらためて、自分て何?と思ってしまいます。

 

多くのウイルスや微生物によって成り立っている自分。自分がこだわっているもの、思考の癖、好物や嫌いなもの。それこそ自分の個性だと思っていたものが、実はもともと自分ではないものが由来だとすると、「自分」なるものからもう少し距離を置いて自由になってもいいのかもしれません。

また、ウイルスが情報ならば、おかしな情報に自分を乗っ取られて操作されないよう、健全な本を読み、良質な情報を自分に入れてやればよいのかもしれませんね。

 

www.youtube.com

 

利己的な遺伝子 40周年記念版
 

 

壺屋焼(つぼややき)

f:id:ryukyufun:20210220175807j:plain

               これも壺屋焼


沖縄を代表する壺屋焼は、どっしりとした重量感と暖か味が特徴。

この力強さは沖縄の土の持ち味によるところが大きいといわれます。古我地、喜瀬、安富祖、島尻など良質の粘土層があり、陶土に恵まれています。

ロクロや型おこし、ひねりなどの技法を用い、手作り感も満載。

 

330年以上の伝統があるそうですが、本土から遠く離れ、米国の支配下にあったりという閉鎖的条件のため、これまで広く知られる機会がありませんでした。大正時代になって、柳宗悦らが日本に紹介したところ、認知度が高まったそうです。

 

那覇の壺屋やちむん通りは壺屋焼の店が集まる石畳の趣あるストリート。好みの茶碗や皿、シーサーの置物などを探しながら散策が楽しめます。

窯元直売店のある壺屋陶器会館や壺屋焼物博物館があり、どのような作品や歴史があるか、学ぶこともできます。

 

壺屋焼入門 (ボーダー新書)

壺屋焼入門 (ボーダー新書)

  • 作者:倉成 多郎
  • 発売日: 2014/07/30
  • メディア: 新書
 

 

 

 

普通と戦う

f:id:ryukyufun:20210217135242j:plain

             普通の猫なんていません


先日ご紹介した「かみさまは小学5年生」のすみれさんが「かみさまは中学1年生」という本を出していました。胎内の赤ちゃんたちとのトーク集です。

赤ちゃんは「この人の子になりたい」と願ってお母さんを選んで生まれてくるそうです。お父さんやお母さんの話も胎内で聞いているし、お母さんが体調が悪いときはお腹の内側から撫でてあげたりしているそうです。性別も自分で変えることができるし、つわりは自分がここにいるよ、というサインだそうで、今まで普通にスルーしてきたことに、何でも意味があるのだなあと思いました。そういった普通ではない豊かさを読み取らずに、忙しさとか思い込みにかまけて、いろいろなサインを台無しに、人生からのプレゼントを受け取り損ねてきたような気がします。

 

「宇宙人は小学3年生」という動画も発見。これはクラリオン星から留学して来たというひさまつそうた君という子です。クラリオン星では年長者が転生を経た年少者を敬う習慣があるそうです。こういう考え方が地球にもあれば、子どもは劣った存在、児童虐待という発想がなくなりそうですね。

そうた君は現在リーディングなどでひっぱりだこ。総理大臣を目指して活動中だそうです。根本から世界を変えるには宇宙人の手が必要なのかもしれません。

そして、我々も地球での「普通」の考え方を改める必要がありそうです。

 

www.youtube.com

 

かみさまは中学1年生

かみさまは中学1年生

  • 作者:すみれ
  • 発売日: 2019/11/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

映画「羊飼いと風船」

f:id:ryukyufun:20210215170439j:plain

               わたしも妊娠中


チベット映画「羊飼いと風船」を観ました。

神秘の地チベット。その大草原で羊飼いをする貧しい一家の物語です。

 

信仰篤い素朴で穏やかな生活の中にも近代化の波は押し寄せ、バイクが馬に代わったり、中国の一人っ子政策で子だくさんの家庭は罰金刑が課されるなどします。

羊は生まれれば喜ばれるのに、チベット人の妻は子を妊娠しても喜べない・・・。

妻の妊娠している子は死んだ父の生まれ変わり、という高僧の預言を信じている夫。

しかし、いまや宗教的生活も形骸化しているようで、生活苦を案じる妻は高僧の言葉も転生も疑います。

 

恋愛トラブルで尼僧になった妹に、妻が「私も尼僧になりたかった。そうすればこんなに苦しまなくてすんだのに」と吐露するシーンがあります。すべてを投げ捨てて寺に逃げ込んだら、どんなにラクでしょうか。しかし、尼僧になったはずの妹も、昔の恋人への想いが清算できていないようです。

駆け込み寺なんか無い。今いる場所がおまえにとっての寺なのだ。修行せよ、ということなのかもしれません。

 

ペマ・ツェテン監督は中国の政策に切り込むでもなく(検閲があるからか)、少々不完全燃焼気味ではありますが、牧歌的な映像でチベットなるものをひととき堪能できる作品です。

 

風 船 ペマ・ツェテン作品集

風 船 ペマ・ツェテン作品集

 

 

 

 

 

映画「ミッドナイト・ファミリー」

f:id:ryukyufun:20210209171715j:plain

               猫店長はいい商売!?             


桜坂劇場は会員になると招待券とか割引があり、お得に映画が見れます。

メジャーな娯楽作品より、マイナーだけど貴重な作品が多く上映されています。

 

メキシコのドキュメンタリー映画「ミッドナイト・ファミリー」もそのひとつ。

人口900万人のメキシコシティでは公営救急車が45台しかなく、警察の無線を傍受するなどして事故現場に駆けつけ、搬送料を請求する”民間”救急車という闇商売があるそうです。

この商売を営むオチョア一家にローレンツェン監督は4年間密着しました。

無許可営業なので警察の取り締まりにあったり、同業者との熾烈な戦いがあったり、搬送した客が貧しくて搬送料が貰えなかったり、とかなり際どい日々を赤裸々に描写していて驚きます。

 

高層ビルが建ち、車が行きかう街で、一見、文化的に豊かに見えるメキシコシティ。しかし、人々の多くは貧しく、オチョア一家のように夜を徹して働いても、その日暮らしの人が多いのです。

豊かなはずの日本でも飢え死にする人や、自ら命を絶つ人が絶えません。メディアは毎日コロナ死亡者数ばかり報道しますが、我々が知らずに葬った人々の数は数えもしません。

 

私たちは狂った国、狂った時代に住んでいることをどれだけ自覚しているでしょうか。狂人は自分のことを狂人とは思わないそうですが・・・

 

Midnight Family [DVD]

Midnight Family [DVD]

  • 発売日: 2020/05/26
  • メディア: DVD
 

 

 

 

 

 

神経症から回復する森田理論

f:id:ryukyufun:20210207203630j:plain

              滝行する人はいるのかな         比地大滝


おもろまちにある、なは市民協同プラザではいろいろな市民講座や学習会が開かれています。

メンタルヘルスを応援するNPO法人「生活の発見会」による森田理論説明会に参加してみました。

 

神経症というほどではないけれど、漠然とした不安に襲われたり、急に何もかも嫌になったり、ひとり悶々とすることはないでしょうか。

原因は自分の精神的な弱さにあるのだと思って、座禅をしたり滝に打たれたり、ヨガやセミナーに行ったりするけれど、そういったツールは不快な自分から一時的に目をそらすもの。結局、そんなことで気を紛らわしても弱い自分は強くならないし、不快なままです。

 

それをズバリ指摘したのが森田理論。

人が抱く「願望」と、それがかなえられなかったときに抱く「不快感」。このふたつは常にセットで存在するのが普通。それをありのままの状態として受け入れてラクに生きよう、と提唱しています。

 

神経症的に頑張ってしまう人、完璧をめざしてしまう人、欲張ってしまう人はそれを無理に矯正するのではなく、負のベクトルを逆の方向に向ければ、その性分を活かす道はあるといいます。

 

どうにもならないことが目の前にあっても、なるようになるさと、まずはリラックス。

いつのまにか時や周囲の状況の流れによって解決していることがありますよね。

性急に自分で白黒はっきりつけたがる考え方を変えた方がいいかなと思いました。

二進法ではなく、量子力学の時代ですから、自分自身も何でもアリなのかもしれません。

 

 

「かみさまは小学5年生」

f:id:ryukyufun:20210206162429j:plain

            桜の花も何度も生まれ変わるのかな

 

胎内記憶をテーマとするドキュメンタリー映画「かみさまとのやくそく」が話題になりました。

その「かみさまとのやくそく」に出演していたすみれちゃんは胎内記憶だけでなく、それ以前の記憶をもった少女です。「かみさまは小学5年生」という本で、かみさまや天使とのやりとり(!?)などを紹介しています。

 

10歳の子が書いたとは思えない含蓄があります。

「自分を信じてみとめないと、自分を好きになれないし、自分の好きなことができなくなる。ってことは、相手のことも信じてみとめられなくなる。だって、自分を信じてみとめてないってことは、信じ方、みとめ方を知らないってことでしょ」
う~、知らないかも・・・・

 

「「信じ方」と「みとめ方」って、誰にもおしえられないの。人によって信じ方、みとめ方ってちがうから。だから、自分でおぼえないとダメ!!むずかしいと思う。でも、むずかしいのは、みんないっしょだよ!!」

こういったことを心の底から学ぶために、我々の魂は地上に生まれてくるそうです。

 

かみさまはお酒が好きで意外と朝寝坊とか、妖精はあちこちにいるとか、家具や洋服は互いにおしゃべりしているとか、自殺すると反省部屋(快適な)に行くとか、かみさまの興味深い話がいっぱいでした。

 

かみさまは小学5年生

かみさまは小学5年生

  • 作者:すみれ
  • 発売日: 2018/02/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

 

 

 

「龍体文字の奇跡」

f:id:ryukyufun:20210205171950j:plain


映画「不食の時代」に出ていらした森美智代さんが「龍体文字の奇跡」という本を出版されていました。

難病を克服するために断食を取り入れ、今では一日青汁一杯で元気に活躍されている森さん。回復とともに霊感を得るようになり、神代文字のひとつである龍体文字にはかなりパワーを感じるそうです。

48文字ひとつひとつに意味があり、力があるそうで、組み合わせてもOK なので、自分なりにアレンジもできますね。

森さんは鍼灸師としての仕事にも龍体文字を使用し、患者さんの治療に役立てられているとか。 患部に直接油性マジックで文字を書くか、テープに文字を書いて貼るとよいそうです。

 

象形文字とも違う不思議な形の龍体文字。アルファベットや数字っぽい形も混じっています。

神代文字は中国から漢字が伝わる以前、神話に出てくる神様の時代に使われていたとされる文字で、龍体文字のほかに「カタカムナ文字」「ホツマ文字」など30種類ほどあるそうです。

 

試しに金運系の文字を書いて財布に入れてみました。すると・・・数日後に突然、何の前触れもなく、ある予約サイトから1000ポイントのプレゼントが。偶然でしょうか!?

 

最近反応の遅いスマホには健康系の文字をケースに書いてみたら、ちょっと元気を取り戻したような。やっぱり偶然でしょうか!?

 

開運!龍体文字の奇跡 (書いて貼って願いをかなえる龍のパワー)

開運!龍体文字の奇跡 (書いて貼って願いをかなえる龍のパワー)

  • 作者:森 美智代
  • 発売日: 2018/07/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

言葉を瞑想する

f:id:ryukyufun:20210202233016j:plain

               沖縄の公園は冬でも緑

 

コロナ禍で外出しづらくなり、家に籠る時間が増えました。抑圧的な雰囲気が続く中、時々ワーッと駆け出したくなることがあります。

そこで、ランニングを始めました。

 

沖縄はこの冬とても暖かいので、走るにはちょうどいい感じ。10分も走っていると長袖の上着を脱いで半袖になって風を羽織るのが気持ちよいです。

 

しかし、ランニングって単調ですよね。

飽きっぽい私はいつものコースをグルグル走っているだけだと持続しないので、ひとつの言葉を瞑想しながら走ることにしています。

 

たとえば「忍耐」とか「誠意」とか「幸福」とか。

その言葉の一般的な意味ではなく、自分にとっての意味を考えるのです。自分が今、必要としている(と思われる)言葉を選ぶとよいですね。

 

その言葉がどのような在り方をして、どのように自分に呼びかけているか。そんなことを考えながら走っていると、いつのまにかグラウンド6~7周くらい走っているのでびっくり。しかも全然疲れないのです。

言葉に集中して、疲労に意識が行っていないからだと思われますが、たぶん言葉そのものからエネルギーを貰っているのでしょう。

 

 

「人間に可能な進化の心理学」

f:id:ryukyufun:20210201182924j:plain

      「時間を守りましょう」ってどのレベルの人向けかな


P.D.ウスペンスキー著「人間に可能な進化の心理学」を読みました。

心理学とは、仮定や想像にもとづいて一般に考えられている人間を研究するものと、人間に可能な進化という観点から人間を研究するものという2つの捉え方があり、後者が本来の心理学であるといいます。我々はまだ未完成の状態なんですね。

 

人間存在はその発達状態において7段階に分けられる。その人間が存在するレベル(感情や本能の機械的な反応で生きている第一段階の人間から、すべての意識状態を制御でき一定不変の「私」と本来の自由意志を持つ第七段階の人間まで)によって、理解度・能力が異なるそうです。

 

ひとは自分自身を理解した分だけ他人を理解でき、しかも自分の存在レベルにおいて理解できるにすぎない。つまり、他人の知識については判断できても、その人が自分より高次の存在レベルに属する場合は判断できないということになります。

確かに、マザーテレサとかガンジーとかキング牧師とか自分を犠牲にするように見える行動はちょっと一般的なレベルの人には理解・判断できないですよね。

 

「知ることと理解することはまったく別である。何かを理解するには、それよりさらに大きな主題、またはより大きな全体との繋がりと、この繋がりから生じうる結果を考えるべきである・・・理解とはより大きな問題との関連において、より小さな問題を正しく把握することに他ならない」

 

新コロウイルスとは何なのか。新コロワクチンとは何なのか。この騒動は何なのか。

断片的な情報・知識より、世界的な人口爆発とか、歴史的な為政者の策略パターンとか、化学兵器開発など、もっと大きな問題との関連において、背景を考えた方が正しく理解できるのではないでしょうか。

 

www.youtube.com

 

 

 

遺伝子組み換えワクチンは安全か

f:id:ryukyufun:20210130183205j:plain

             美ら海水族館は開館中


宮古島では、PCR検査に行くため車の渋滞が起きているそうです。

学校等で新コロ陽性者が発生し、小さな島がパニックのようです。

 

連日メディアではワクチンの世界的争奪戦について報道(?宣伝)されていますが、その安全性の検証については十分に追及されていません。

そもそもこの世界初となるDNA(またはmRNA)ワクチンは従来の不活化ワクチンと違い、抗体をつくるものではなく、遺伝子操作するものですよね。風邪をひかせたチンパンジーアデノウイルスに新コロの遺伝子を組み込んで作るそうです。

 

遺伝子組み換え食品の危険性が問題になっていますが、こうした遺伝子組み換えワクチンてどうなんでしょうか?人間の遺伝子情報を操作する可能性がなきにしもあらずなのでは?と素人でも考えられます。

 

人口の7割がワクチンを打たないとパンデミックは終息しないらしい。

調査では7割くらいの人々は「打ってもいい」と回答しています。7割の人間が遺伝子情報を書き換えられたら、相当、人間の質が変わるでしょうね。もしかしたら人間でなくなるかも!?

 

アフターコロナの世界はどんな人々が住んでいるのでしょうか。ワクチンを打たなかった3割の人は、遺伝子情報の違うネアンデルタール人のように、ホモサピエンスに絶滅させられるのかもしれません。冗談ではなく。

 

寒緋桜の季節

f:id:ryukyufun:20210127171218j:plain


沖縄では1月に桜が開花します。

寒緋(かんひ)桜という種類で、ピンク色が濃く、元気で可愛いイメージです。

ソメイヨシノも植えてみたところ、風土が合わないせいか根付かなかったそうです。

 

本部八重岳桜まつりなどが有名ですが、新コロ対策のため、今年は花見も車窓から行われるようです。

この新コロ騒動は終わりが見えませんが、始まりがそもそも謎です。

感染症の病原体の特定には通常下記「コッホの原則」をあてはめます。

1.ある病気には一定の微生物が見いだされること

2.その微生物を分離できること

3.分離した微生物を感受性のある動物に感染させて同じ病気を起こせること

4.その病巣部から同じ微生物が分離されること

 

新コロ騒動の元になった武漢の41歳の男性患者についての中国の論文ではこの原則を満たしておらず、原因ウイルスが気管支肺胞洗浄液中にあるというだけで、どのように洗浄液を処理して、何のウイルスを遺伝子解析したかが書いてありません。その後、この男性がどうなったかも書いてありません。が、わずか2週間後にはWHOはこれをCOVID-19の原因に指定しています。そしてPCR検査もこのわけのわからないたった一例を根拠にして行われています。

新コロウイルスなるものがいまだに単独分離に成功していないということも、最近知ってびっくりしました。

そもそもこのウイルスは本当に存在するのかどうか?

謎や憶測が引き起こす社会不安な状況は、911の時とよく似ているなあと思います。

 

www.youtube.com

 

www.youtube.com

www.youtube.com