「病床削減推進法案」なるものが4月8日の衆院本会議で自民、公明、維新の会、国民民主各党の賛成多数で可決。ニュースは新コロ関連報道ばかりだし、そんな法案が今国会で審議入りだなんて昨日まで知りませんでした。
そもそも新コロで病床が逼迫しているのに、それを2025年までに20万床も削減するってどういうことでしょうか?
福島瑞穂レポートによると、すでに昨年2月末からの1年間で2万888床も病床削減されているそうです。特に大阪では2020年1月から2021年1月までのコロナ災害期に569床も削減。
5月5日現在でPCR陽性者数は全国で6万2399人ですが、入院者数は、1万4,927人と24%で4分の1しか入院できず。自宅療養者数は2万8823 人でなんと46%。宿泊療養者数は1万170人で16%。
大阪府はPCR陽性者数が2万528人であるのに対し、入院者数はわずか2051 人、たった1割しか入院できず。自宅療養者数は1万3423人で65%。大半の府民は家で寝てろってことですね。大阪府民は吉村知事に騙されてませんか?知事の前職はサラ金、武富士の弁護士でしたよね!!
少子高齢化を理由に病床削減するらしいですが、現状、入院患者は高齢者ばかり。厚労省の高齢者人口削減計画がみえみえです。
また、今国会で重要土地規制法案が提出されているそうです。
外国資本の流入などから自衛隊基地、米軍基地、原発などを守ることが名目とされており、半径1キロメートル以内に住む人たちが調査の対象になり、施設の機能を阻害するおそれがある場合には、内閣総理大臣は勧告、中止命令が出せて、従わない場合は2年以下の懲役又は200万円以下の罰金が科されます。
一見、外国資本を排除するならいいんじゃない?と思われますが、施設周辺の土地を売らないで脱原発運動や反基地運動をしている人々も監視・弾圧される可能性があります。むしろこっちが本当の目的のような気がします。
報道せずにコソコソ通す法案はだいたい、国民に不利益な案件なのです。万引きだって泥棒だってコソコソやるでしょ。