神の島 琉球RYUKYU

豊かで不思議な沖縄の「今」をお伝えします the journal about rich and mysterious Okinawa today

生活

「珊瑚礁の思考」その2

石垣模様のイシガケチョウ。羽が傷ついていました。 民族学者、伊波普猷(いはふゆう)によると、琉球弧だけではないかもしれませんが、昔はカニバリズム(食人)が行われていたそうです。 死人が出ると親類縁者が集まり、その肉を食べました。後世になりそ…

おなじみ567

サトウキビで美しいピンクやグリーンに染める「ウージ染め」 今週のお題「575」を見た途端、「567」(コロナ)かと思いました。 今や削除を恐れて、人気のSNSは隠語「ワ〇チ〇」とか「接タネ」「ア〇ゾン」「ユ〇チューブ」などを使用せざるを得なくなってお…

偽善活動家ビル・ゲイツの闇

この人、精神分裂だね ワクチン推進論者で<慈善活動家>と称するビル・ゲイツが話題です。 アフリカまで行って住民にワクチンをばら撒いていますが、彼がばら撒くならワクチンよりパソコンじゃないですか?住民だってその方が有難いと思います。 黒人奴隷制…

アメリカの警察は奴隷パトロールが起源

ジュゴンは神 白人警察官による黒人の虐待が問題になっていますが、その歴史を知ってびっくり、しかも非常に納得。 奴隷制度があった時代、プランテーションから逃亡した奴隷を捕獲する奴隷パトロールがアメリカ警察の前身だというのです。ネズミを見たら興…

毎日が刺激的すぎる・・・

マナティのDNAを持っている人もいるかも 政府の新コロ対策に異議を唱える人々による世界同時多発デモが起きていたのですね。 マスゴミは報道するわけないですが、こんなに盛り上がっているとは知りませんでした・・・ 5月29日にはロンドンで100万人デモがあ…

国民投票法改正(?)法案

国民なんかちょろいサー 新垣家のシーサー 参院憲法審査会で審議が始まった、憲法改正の手続きを定める国民投票法改正法案。 福島瑞穂レポートによると、この改正案により投票環境が悪化する可能性があるらしいのです。期日前投票所の開閉時間の弾力的設定が…

高橋巌(いわお)著「シュタイナーの人生論」

人にも龍柱が必要ではないですか? かつて首里城にあった龍柱 心から敬愛するわが師、高橋巌先生が講演集を出版されました。「シュタイナーの人生論」です。 本の帯には「どんな存在も尊い」と書いてあります。 この世は無なんだ、私もあなたも幻、実は誰も…

「あの世がしかけるこの世のゲーム」

蘭は年中花盛り 熱帯ドリームセンター スピリチュアルブームです。並木良和著「あの世がしかけるこの世のゲーム」を読みました。早く覚醒しないと、2021年冬至に宇宙ゲートが閉まり、地球とともに次元上昇できないそうです。別に次元上昇せず、今までと同じ…

凄いぞ!海洋文化館

タヒチの人々が復元したダブルカヌー 本部(もとぶ)の海洋博公園は人気の観光地。かなり広い園ですが、水族館だけでなく、海洋文化館もお勧めです。 まず、エントランスホールに展示されているのは迫力あるダブルカヌーの復元。他にもミクロネシアの伝統的…

観ました。映画「私宅監置」

こんな光溢れる景色も、監禁された被害者は見ることが許されない 先日、原義和監督のトークイベントがあり、これは映画「私宅監置」を観なきゃと思い、行ってきました。 ryukyufun.hatenablog.com 私宅監置とは、1900年に制定された精神障害者を自宅敷地内の…

山田健太著「愚かな風―忖度時代の政権とメディア」

専修大学教授の山田健太著「愚かな風―忖度時代の政権とメディア」刊行トークイベントがジュンク堂でありました。 行政の意思決定過程が不透明であることが日常的になり、為政者たちは開き直っている始末。マスメディアも結局利権団体なので、基本的に追及し…

原義和監督「夜明け前のうた」

原監督はフリーのテレビディレクターとしても活躍中 日本は諸外国に比べ、ダントツで精神病院の病床数が多いそうです。また、患者の安易な身体拘束や人権問題にもなりかねない強制的な長期入院が問題になっています。 私宅監置は病院に収容する代わりに自宅…

「もっとも深いところで、すでに受け容れられている」

雨の日は毛布が欲しい タオル屋さんの猫 先日リック・リンチツ著「あなたも私もいない」を読んでからウツっぽかったので、もしかしたらちょっと慰められるかもしれないと思い、ジェフ・フォスター著「もっとも深いところで、受け容れられている」を読んでみ…

「あなたも私もいない」

俺はどっちでもいい タオル屋の猫店長 輪廻転生の記事を書いたばかりですが、そういうおまえは存在しないのだという本を読みました。リック・リンチツ著「あなたも私もいない」です。 医師であるリンチツが影響を受けたサティヤム・ナディーンという元麻薬中…

マインドフルネスはいかがなものか

仏教国スリランカでも人々は拠り所を失っているらしい 最近流行りのマインドフルネス。 沖縄県立博物館でマインドフルネスで健康講座があったので行ってみました。 講師はスリランカ出身、沖縄大学名誉教授のディリープ・チャンドララールさんと広島大学大学…

「SUPER LOVE」

ぽかぽか青空 今、那覇はお天気がよいと半袖で過ごせる陽気。とても過ごしやすいシーズンです。 ランニングも散歩も気持ちよいので、スポーツ選手の合宿みたいに、寒冷地にお住まいの人も運動のために来沖もよいのではないでしょうか。 ベランダで読書も日課…

「魂の退社」

店番の仕事をしています リモートワーク続きで鬱病が増えているそうですが、コロナ禍の中で、働き方を考え直している方も多いのではないでしょうか。 稲垣えみ子著「魂の退社」を読みました。 大新聞社の論説委員、編集委員をつとめエリート人生まっしぐらだ…

普通と戦う

普通の猫なんていません 先日ご紹介した「かみさまは小学5年生」のすみれさんが「かみさまは中学1年生」という本を出していました。胎内の赤ちゃんたちとのトーク集です。 赤ちゃんは「この人の子になりたい」と願ってお母さんを選んで生まれてくるそうです…

神経症から回復する森田理論

滝行する人はいるのかな 比地大滝 おもろまちにある、なは市民協同プラザではいろいろな市民講座や学習会が開かれています。 メンタルヘルスを応援するNPO法人「生活の発見会」による森田理論説明会に参加してみました。 神経症というほどではないけれど、漠…

言葉を瞑想する

沖縄の公園は冬でも緑 コロナ禍で外出しづらくなり、家に籠る時間が増えました。抑圧的な雰囲気が続く中、時々ワーッと駆け出したくなることがあります。 そこで、ランニングを始めました。 沖縄はこの冬とても暖かいので、走るにはちょうどいい感じ。10分…

時計と自然

今年1月の那覇は暖かく、今日も23度。半袖で過ごせるのが気持ちいい。 12月は雨続きで日照時間も例年の10%以下でしたが、お天気も落ち着いてきました。 この時期、雨天以外はランニングするのが日課になっています。 歯磨きのように、しないと気持ち悪くな…

黒豆を煮てみた

沖縄で黒豆というと、小粒の黒いインゲン豆を指すことがあります。小ぶりだけどこれでよいのかしらと、間違って買ってしまいそうになりました。 黒大豆は宮古島などで採れるようですが、出回っているのは北海道産など本土の豆が多いです。 一晩黒糖とお醤油…

お正月は3回

ティーダ(太陽)に初詣できるかな 沖縄のお正月はおせち料理ではなく、オードブルと言われる盛り合わせ料理が主流のようです。 カフェやお弁当屋さんやスーパーなど独自のオードブルが選べるようで、内容も地元食材を使った郷土料理からエスニックまで多彩…

乗っ取られたオリオンビール

話題にもならない新商品を連発してる オリオンビールといえば沖縄を代表する地元企業、と思ってましたが、実は最近カーライルという軍事系ファンドと野村キャピタルパートナーズファンドに買収されてたんですね。 なぜ軍事ファンドがオリオンビールに興味を…

アショカ王時代のカースト

沖縄の昔の家。素朴に神を称える人々が住んでいた インド哲学がいくら凄いとはいえ、カースト制はあんまりではないかと思っていたところ、これも先日ご紹介したヨガナンダの本によってひっくり返りました。 人が4つの階級~バラモン、クシャトリヤ、ヴァイ…

「あるヨギの自叙伝」で頭痛を治す

頭痛ってニャに? 私は頭痛持ち。 肩が凝っても頭痛、胃の消化が悪くても頭痛、気圧が下がっても頭痛、嫌なことを頑張っても頭痛、ストレスが去った直後は頭痛、となんでも頭痛の種です。 先日も気温が激しく下がったついでに頭痛になり、起きられませんでし…

原発ゴミ屋NUMOに狙われる沖縄

「なは市民の友」は那覇市の広報誌です。 毎月、市内ほぼ全世帯のポストに配布されるようです。 12月号の表紙は路面電車の写真。「え!?路面電車ができるの?」 次の見開きページには将来のざっくりした公共交通ネットワーク図が。 沖縄では通勤通学に利用…

隠れウツ

鬱ってな~に? ここ数年、断続的に頭痛や首のハリ、食欲不振が続いています。 不摂生や加齢のせいかなあと思っていましたが、「それ、鬱(ウツ)かもよ」と勧められてコミックを読みました。田中圭一著「うつヌケ」です。 うつトンネルを抜けた人たち十数人…

GAFAという虫

虫に食われて葉っぱを失った街路樹 沖映通りを歩いていたら、歩道に小さい白い芋虫がウヨウヨ。 街路樹を見上げると、芋虫がたくさんぶら下がっています。こんもりしていた葉っぱはいっせいに虫に食べられ、木はすっかりスカスカの状態に。 翌日には自治体の…

酔っ払いの木が満開

沖縄は鮮やかな花が絶えません 11月末の那覇はまだ暖かく、紫外線も強く、与儀小学校横の街路樹、トックリキワタのピンクの花が満開です。この木は成長すると、幹の中ほどが酔っ払いの腹のように膨れてくることから、酔っ払いの木と呼ばれているそうです。 …