神の島 琉球RYUKYU

豊かで不思議な沖縄の「今」をお伝えします the journal about rich and mysterious Okinawa today

今なお1900トン以上の不発弾が

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先日、近くの学校で見つかった不発弾処理のため、住民避難という事態に。

戦争中に約20万トンの爆弾が使用され、そのうち約1万トンが何らかの理由で不発弾となり、いまだに沖縄の地に残っているのです。

戦後75年経ちますが、毎年20トンずつ処理してもまだ1900トン以上が残り、全部処理するにはあと80年くらい必要なのだとか。

不発弾がらみの死亡事故も多く、戦後710人も犠牲になっています。戦争は決して昔話ではなく、今も人々の暮らしのすぐ隣にあっていつ巻き込まれてもおかしくないのだなと思いました。

 

日本軍司令部のあった首里新都心地区、映画「ハクソーリッジ」の舞台となった浦添市などに多く埋まっているそうで、ダイビングスポットなどで発見される場合も。

間違っても絶対に触れないように気をつけてください。