神の島 琉球RYUKYU

豊かで不思議な沖縄の「今」をお伝えします the journal about rich and mysterious Okinawa today

缶から三線奏者いんやくりお君

自分をえらんで生まれてきたよ

胎内記憶というそうですが、生まれる前の記憶を語る子どもたちが増えているそうです。生まれ変わりや魂の成長をイメージさせる話をするのだそうです。

「自分をえらんで生まれてきたよ」の著者いんやくりお君もその一人。

 

生まれる前、ぼくは、

「幸せの太陽」を、運ぶ仕事をしていた。

神様に頼まれて、お手伝いで。

「はいはい」って、たくさん働いた。

だから、こんなに元気なんだ。

病気のときもあるけれど、

病気のときも元気なんだよ。

いっぱい仕事したからね。

 

「幸せの太陽」や、「幸せの月」や、「幸せの星」を、

ママやパパやおとなみんなに運んでいた。

赤ちゃんはみんなそうだよ。

 

幼いりお君の珠玉の言葉を受け取ったお母様が本にしました。

私たちも胎内記憶は持っていたけれど、いつの間にか忘れてしまっただけかもしれません。

もうすぐ親になる人、子育て中の人、孫を迎える人、子どもを持たなかった人、すべてにお勧めしたい本です。

 

りお君は病気をもって生まれ、闘病生活が長く、2011年3月、9歳で沖縄に移住。

その後どうしているのかしら~と思ってググってみたら、なんと沖縄県立芸大に進み、琉球芸能を専攻。今は独自の、缶から三線奏者として活躍されているようです。

もしかして琉球ファン!?

缶から三線とは、空き缶を胴にして作ったサンシン。現在、胴にはニシキヘビの皮を張るそうですが、沖縄戦ですべてを失ったときに、人々は缶で代用して奏でたそうです。

https://www.tunecore.co.jp/artist/Rio-Inyaku#r540088

 

自分をえらんで生まれてきたよ

自分をえらんで生まれてきたよ

  • 作者:いんやく りお
  • 発売日: 2012/05/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

神さまがくれたひとすじの道

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