神の島 琉球RYUKYU

豊かで不思議な沖縄の「今」をお伝えします the journal about rich and mysterious Okinawa today

米軍訓練場跡地で放射性廃棄物発見

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              国頭では自衛隊も見かけます


沖縄県国頭村(くにがみそん)にあるやんばるの森、米軍北部訓練場跡地からコバルト60を含む電子部品や未使用の銃弾が発見されました。金属製の容器に入っていて、コンクリートで固められていたそうです。

 

日米地位協定では返還に際して米国側に原状回復の義務はないとされ、地権者に返還する際に沖縄防衛局が1年かけて「支障除去」を行ったそうです。が、4000ヘクタールもの山林を調査するのに年月も人手も足りないでしょう。

日米地位協定も日本をバカにした酷い内容ですが、防衛局も沖縄をバカにしてるとしか思えません。琉球新報の取材に対して15日時点で回答もないそうです。

 

世界自然遺産の候補地となっているやんばるの森ですが、放射性廃棄物の処理場になっていたとは。賃貸住宅の退去時だってクリーニング、原状回復が当たり前なのに!!

 

1970年12月20日はコザ暴動の日。米軍人が沖縄人を車で轢いたことをきっかけに、それまでのアメリカの圧政や人権侵害に対して県民の怒りが爆発し、コザで暴動を起こしました。が、50年たっても相変わらずアメリカは住宅地の真上でも平気で戦闘機を飛ばすなど県民を人間とも思ってないし、日本も沖縄イジメに加担。50年前より今の方が酷くなってるね、とコザ暴動を体験したウチナンチュのおじさんが言っていました。