神の島 琉球RYUKYU

豊かで不思議な沖縄の「今」をお伝えします the journal about rich and mysterious Okinawa today

「人間の永遠の探求」

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    人間は生まれては消える波であり、神はそれを産む海      (茅打バンタ)


パラマハンサ・ヨガナンダ著「人間の永遠の探求」を読んでいます。

以前ご紹介した「あるヨギの自叙伝」は彼のバイオグラフィーで、実際にヨガ修行を達成したヨギ自身によって書かれた凄い迫力がありました。今も存在するインドの聖者たちの非凡な生活、人間を超越した能力に惹きつけられ、日本語訳になっている他の本を探してみました。

 

「人間の永遠の探求」はヨガナンダの数ある講話を弟子ダヤ・マタが筆記した貴重な記録です。

「人はみな、一つの幸福が終わるたびに、いつまでも変わらない完全な幸福を与えてくれそうな別の何かを求めて、永遠の探求を続けています。この探求は、それを神に求め、神を見つけたときに終わります。神こそがその"別の何か"だからです」

長年楽しんだ仕事を辞め、お世話になった人と別れ、沖縄に引っ越し、まさに次のエンタテイメントを探求している私の横面を張り飛ばすものでもありました。

哲学、宗教、自己啓発などそれなりに自分進化系の本は読んできましたが、今この時にこの本に出会った意味、運命も感じます。もしかしたら、本当に探求の旅を終わらせるラストチャンス、最後の課題なのかもしれません。

 

神を直接感知せずに知識・概念だけでしゃべっている宗教者や理論家が多い中で、ヨガナンダは常に神とコンタクトをとり、神の言葉を講話を通じて述べているといわれます。

「神を知ることは、人間の特権であり神聖な義務であるばかりでなく、現実生活の上にも必要なことである」

神と知り合いになれたらどんなに心強く、安心して、毎日が楽しいことでしょうか。それはこの世で体験できる最高の至福、特権に違いありません。

 

神はもちろん私を知っているでしょうが、私が知らないだけなのです。5Gの世界になっても神にはコンタクトできません。自分で自分の周波数を神に合わせることが必要とされています。