神の島 琉球RYUKYU

豊かで不思議な沖縄の「今」をお伝えします the journal about rich and mysterious Okinawa today

ウイルスでできている人間

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            放射能による遺伝子変異か


沖縄の新コロ新規陽性者は毎日十数人に減りつつあります。

皆さん律義にきっちりマスクをつけておられるので、インフル感染もほとんど無いようですね。

 

ウイルスは生物ではなく、データを持っているタンパク質。ひとたび細胞に入り込むとそのデータを生きる生命のように振る舞います。

素粒子は物の最小単位で、実態は情報ではないかと言われていますが、ウイルスも実態は情報で、最小単位の生命もどきですね。

人間の遺伝子もその半分はなんとウイルス由来のものだそうです。たとえば妊婦が胎児を自分以外の異物として拒絶しないのも、共存用データを持ったウイルスが人間に感染し胎児を守る膜(胎盤)を作ったためだとか。ウイルスがなければ人間の繁殖もなかったのかもしれません。ウイルスというと病原体というイメージですが、植物や昆虫の生態や雲の形成にもかかわるウイルスなどもあるそうで、その働きは創世記から関わっているのではないかと思われます。

 

この世には天文学的な数のウイルスがウヨウヨいて、それが各人各様に日々感染しているわけですから、性格や思考や能力もウイルスに知らないうちに左右されているのかもしれません。あらためて、自分て何?と思ってしまいます。

 

多くのウイルスや微生物によって成り立っている自分。自分がこだわっているもの、思考の癖、好物や嫌いなもの。それこそ自分の個性だと思っていたものが、実はもともと自分ではないものが由来だとすると、「自分」なるものからもう少し距離を置いて自由になってもいいのかもしれません。

また、ウイルスが情報ならば、おかしな情報に自分を乗っ取られて操作されないよう、健全な本を読み、良質な情報を自分に入れてやればよいのかもしれませんね。

 

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利己的な遺伝子 40周年記念版