県庁前広場を通りかかったら、具志堅隆松さんが戦没者の遺骨をめぐってハンガーストライキをしていました。
辺野古新米軍基地建設は県民投票で「NO!」が突きつけられたにもかかわらず、埋め立てが始まっています。なんと、そのための土砂は糸満から八重瀬にかけて、第二次大戦時の遺骨が多く眠っている地域から運ばれているそうです。
沖縄南部にはひめゆりの塔、鎮魂の塔、摩文仁の平和公園など戦跡国定公園があり、激戦地であったことを物語っています。そこにはまだ多くの遺骨が残っているのに、掘り返して米軍基地建設に使用するとは、死者を二重に冒涜するものですね。
島ぐるみ沖縄宗教者の会・ガフマヤー支援者の会は防衛局に土砂採取計画断念や、遺骨が残る可能性の高い地域での土砂・石材採取禁止条例の制定などを求めています。
署名したら、知事公室の基地対策課が作成している米軍基地Q&Aパンフレットをいただきました。読んでみたらその内容の濃さ、わかりやすさ、適確さにびっくり。米軍基地の歴史的背景から現状、日米地位協定、基地と沖縄経済の関係、辺野古新基地建設にまつわる諸問題について、総力でまとめ上げています。単なるパンフレットではなく、ガイドブックとなっています。小・中学校・高校の副読本にするべきではないかと思いました。
具志堅さんは3月1日から6日までハンストを行っているそうです。無事に終えられますように。