神の島 琉球RYUKYU

豊かで不思議な沖縄の「今」をお伝えします the journal about rich and mysterious Okinawa today

「ミャンマーを知って」写真展

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こんな大都会でも戦争は起きるのです

平和だったミャンマーが国軍対国民で戦争になっています。ミャンマーの軍事クーデターから3カ月以上が経過。軍によりネットが切断され、何が起きているのか把握できない状況です。沖縄に住むミャンマー人は約400人。技能実習生や留学生として来日しています。

いまだに混迷と惨劇が続く祖国の現状を知ってもらおうと、在沖縄ミャンマー人会は5月15/16の両日、那覇市安里の「りっかりっかスタジオ」で写真展を開いています。昨日、ローカルニュースで予告されていたのですっ飛んでいきました。

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クーデターの後、国軍に決死の抗議をする市民のデモ、市民を武力で襲い掛かる国軍、瀕死のけがを負った市民、殺された子どもたちなど目を覆う惨状が次々と。報道番組の上映やSNSでシェアされた写真も展示されています。

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主催者のひとり、チョチョカイさんは琉球大学を卒業後、ミャンマーレストランを開きながら、ミャンマーで貧困のため教育を受けられない児童らを受け入れる私立小学校を運営しているそうです。親族や児童たちが心配ですね。

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しかし、他人事ではありません。日本も憲法を改正して自衛隊が正式に「国軍」になりそうじゃないですか。ミャンマーでいとも簡単に国軍が国民を殺すように、かつて日本でも沖縄人が日本兵に殺されましたね。

国民の依存心につけこんできますが、軍は絶対に国民を守らない。

軍が守るのは軍だけです。肝に銘じて、我々の依存症を治しておかないとまた惨劇が繰り返されます。

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