神の島 琉球RYUKYU

豊かで不思議な沖縄の「今」をお伝えします the journal about rich and mysterious Okinawa today

46年ぶり「マンディンゴ」

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「風とともに去りぬ」の裏歴史を彷彿とさせるチラシ


1975年作リチャード・フライシャー監督「マンディンゴ」がリバイバルしてたので観てきました。公開当時はリアルすぎて過激な内容のためセンセーションを巻き起こしました。アメリカ人にとっては黒歴史なので映画史からほぼ抹殺されていた大作です。

 

舞台は19世紀半ばのアメリカ南部ルイジアナ州。黒人奴隷を育てる「奴隷牧場」や売買する「奴隷市場」が当たり前にあった時代の話です。

広大な土地を所有し、農園、奴隷牧場を経営するマクスウェルと息子ハモンドのもとへ、ブランチが嫁いできます。が、ハモンドは奴隷エレンとの情事に溺れ、夫に絶望したブランチも奴隷ミードと関係をもってしまいます。それを知り、怒り狂ったハモンドがとった行動は・・・。

 

外国からの奴隷輸入が禁止されたため、自前で奴隷の「交配」「繁殖」を行う文字通りの奴隷牧場。「黒人には魂などない、奴隷制度は神が定めたものだ」と言い放つマクスウェル。金を賭けて奴隷同士を死ぬまで闘わせる遊びに興じる白人たち。脱走した奴隷は脱走者「R」(Runner)の焼き印を押す、縛り首にする。ここまでやるか?とおぞましさに目を背けてしまいました。

日本には身分制度はあったけど、奴隷制度はありません。この、人間を住んでる土地からさらってきて動物同様に支配するという白人の支配感覚は、日本人にとっては非常に理解しにくいものです。

 

ですが、日本でも、現代はもっとスマートな方法に変えた奴隷制度が採り入れられています。学校は従順な奴隷を量産する「サラリーマン牧場」だし、就職したら税金や社会保険料という重い年貢を納めているにもかかわらず、失職しても生活保護申請はほぼ門前払い。

そのうち、ワクチンを打たない動物(人間)、マイクロチップを入れない動物(人間)は市場へも出れなくなるんじゃないでしょうか。

当時、年老いた黒人奴隷は毒殺したそうです。支配者感覚で考えると、殺人ワクチンは高齢者から打つという計画がよくわかります。仮に致死ワクチンじゃないとしても、「動物」実験して何が悪い?という感覚なんじゃないでしょうか。

 

奴隷牧場は昔の話じゃありません。今まさに進行中です!世界中で!!