神の島 琉球RYUKYU

豊かで不思議な沖縄の「今」をお伝えします the journal about rich and mysterious Okinawa today

軍事の祭典オリンピック

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数年前は国際通りでこんなパフォーマンスも見れたのに


私は観戦に興味がないので、今までオリンピックは開会式のアトラクションをチラ見する程度でした。が、今回は稀にみる事件多発、紆余曲折でしたので、じっくり観察してしまいました。

まず国旗を捧げ持って自衛隊っぽい人たちが軍隊歩きで登場するところから違和感が。なんか戦争の祭典スタート、みたいに見えたんです。

いきなりここで国歌を歌うのもなにか違う気が。オリンピックは国が主催するわけじゃなく、あくまで都市が申し込んで主催するものだからです。「都歌」ならわかるけど。

 

ここは日本なのに、いちいちフランス語→英語→日本語のアナウンスも耳障りでした。なんでそういう順番なのか、ウィキってみると、IOC公用語というのがあって、第一がフランス語、第二が英語だそうです。なんでフランス語が第一かというと、そもそも1894年にオリンピックを設立したのがフランスのクーベルタン男爵だったから。

 

前にも書いた気がしますが、王族による国民(奴隷)の戦意高揚、戦闘用人材育成を目的とした事業ですから、平和目的というより戦争目的のイベントなのですね。

そういう意味では自衛隊が前面に出て、軍隊とスポーツを結びつける演出が出てきたのも、もともとのオリンピックの目的からすれば自然の流れと言えるかもしれません。

 

国際オリンピック委員会IOCの歴代会長は白人で固めてます。商標権の管理や放送権の販売、国際放送の制作、ウエブサイトの運営などで相当儲けていますが、その財団や企業はスイスやスペインにあって、ほとんどヨーロッパの王族で利益を独占しているんじゃないでしょうか。

日本からも今回、税金から数兆円お届けしています。ヤクザへのみかじめ料にしては高すぎるし、国民生活をかなり圧迫しています。コロナも我々の生活を圧迫していると何気なく言いますが、コロナではなく、「政府」によって圧迫されていると言う方が実態として正確です。

 

それともうひとつ縁起悪いなあと思ったのが聖火台。まるで富士山が噴火したみたい!と思いませんでしたか?趣味悪すぎです。