神の島 琉球RYUKYU

豊かで不思議な沖縄の「今」をお伝えします the journal about rich and mysterious Okinawa today

夏休み2021

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神の浜展望台より

今週のお題「やり込んだゲーム」

21日は台風12号が接近してましたが、小さ目なので大丈夫だろうと思って、座間味島でバケーションをやり込んで(?)きました。

緊急事態宣言下なので、フェリーも高速船も本数を減らして運航しています。

那覇泊港まで徒歩、そのままフェリーに乗って阿嘉島経由1時間50分で到着。沖縄はお盆というタイミングもあり、船内はガラガラでした。新コロ騒動前なら予約も必要なほど混みあうらしいのですが。

 

他の離島に比べると座間味は飲食店や宿泊所も多い方ですが、島内で新コロ陽性者が15名出たそうで、店も休みとかテイクアウトのみとかメニューも限定など淋しい限り。

(WEBで営業時間を確認しても、沖縄の店は変更や臨時休業が多いので、目当ての店に出かける際は電話で確認するのが必須です。)

店に入ろうとしたら外で待っててと言われ、お客=ばい菌扱いのところも。感染注意喚起の島内アナウンスがしょっちゅうあるし、かなりピリピリしている感じです。離島は沖縄本島に比べてワクチン接種率が高いのですが、こんな雰囲気では接種しない人は犯罪者扱いだろうなと思いました。

ロコも利用する店で沖縄そばをいただきましたが、東京の店みたいにしょっぱくてびっくり。那覇でもこんなしょっぱいのは経験したことがありません。観光客ナイズされた離島は本土っぽい味になってしまうのかなと思いました。

 

島内には遊泳用に阿真ビーチ、古座間味ビーチがあります。珊瑚礁の保護のため、遊泳スペースも区切られていますが、監視員が常駐しているので、子ども連れの方などは安心かもしれません。珊瑚はちょっとしか見れませんが。本当に珊瑚は年々減っており、危機的です。

沖縄本島付近のビーチに比べ、シュノーケルで潜っても50センチ前後の大きなサイズの白い美しい魚が泳いでいました。淡いブルーの小魚の群れにも遇えました。

1か月くらい耳鳴りがバリバリしており、念のため耳栓をして泳いでいたら、いつのまにか治っていました。海水は身体によいらしいです。

 

台風のため、22日がフェリー欠航になり、やむなくもう一泊することになりました。飛行機の予約がある旅行者はタクシー船をチャーターして那覇に帰っていきました。

おまけの最終日に神の浜展望台へ。新コロ騒動が起きる前、旅行者が押し寄せる最盛期に造られたのでしょう。今はほとんど訪れる客もいないカフェ風のテーブルとベンチに座って、阿真ビーチから慶留間島阿嘉島渡嘉敷島など一望できて絶景がたっぷりと楽しめます。

太陽光によって刻々と変わる海のブルー。爽やかな風に吹かれて何時間でも憩える最高に気持ちいい場所でした。

 

帰りのガラガラのフェリーの先端デッキに立ち、「タイタニック」のあの有名なシーンのまねをして腕を広げて鳥になってみました。爽快に、大海を進め!と励まされた気がしました。