神の島 琉球RYUKYU

豊かで不思議な沖縄の「今」をお伝えします the journal about rich and mysterious Okinawa today

昔はイケてた報知新聞

今週のお題「わたしのドメイン

 

トラ模様のトラカミキリ(怖くて手が震えた)

凄いドメイン(?)を見つけました。神戸大学電子図書館システムです。

なんと太平洋戦争直前の1941年6月に、アメリカの地底政府(ディープステート)について、報知新聞がその正体をほぼ正しく報じていた記事が残っているのです。

昔の用語は今と違うようで、白聖館というのはホワイトハウスのことだと思われます。ちょっと読みづらいですが、当時、日本人はここまでわかっていたのかとびっくり。それでも開戦は防げなかったのかと残念に思いました。

 

「黄金の力ぞ偉大 大統領選挙の裏を覗けばユダヤ財閥の大芝居」というセンセーショナルな見出しから始まり、「現代のアメリカはさしづめ政界といわず、財界といわず、言論、文化機関とあらゆるものをユダヤ寄生虫によってむしばまれた異常体質、異常国家である、下はギャングから上は大統領に至るまでユダヤの恩のかからないものはないといわれる位ユダヤ黄金力によってあやつられ、踊らされるドンキホーテアメリカ、その恐るべきユダヤ金王朝の威力を最も端的に示した卑近な例は昨秋の大統領選挙であった、ウイルキーか、ルーズヴェルトの三選かと世紀の話題を賑わした大統領選挙も、種を明かせばユダヤ地底政府が書御し—ユダヤ財閥が演出した国際的"からくり芝居"であったのだ」→おそらく今も芝居は続いているでしょう

 

「先ず挙げただけでもジャクソン、ボルク、ブカナン、ジョンソン、ガーフィールド、マッキンレイ、セオドル・ルーズヴェルト、タフト、ジェファーソン、モンロー、ハーヂング、ウイルソンと十指にあまる大統領がフリーメーソンの結社員だといわれ、また結社員ならざるものは大統領となる資格がないとまでいわれている、現に反猶的な色彩をもっていたクーリッヂ大統領はその反猶的な言動が祟って死因は分らないが、おそらくユダヤの魔の手にかかったものと信じられている、怪死を遂げ、いまだにその死因は分らないが、おそらくユダヤの魔の手にかかったものと信じられている、」→今でも謎の急死を遂げる要人は多いですね

 

「元来フリーメーソン結社は非ユダヤ人によって創設され発達したものであるが、ユダヤ民族特有の根強く巧妙な策動によって現在ではフリーメーソン結社の中心勢力は各国共ユダヤ人によって掌握され、ユダヤ人によって指導されている、そして最近ではほとんど彼等の世界革命即ちユダヤ王国建設のための陰謀機関となるに至った、フリーメーソン結社が表面掲げるモットーは人道主義、自由平等、博愛とひどくしかつめらしいものであるが、これは完全な羊頭狗肉であって、同結社の目的とするところは無神論的な世界共和国の建設にある」→世界共和国にしちゃえば自分の国がなくても大丈夫!

 

「これはそのままユダヤ世界制覇の野望と一致する、ドイツ、イタリアではフリーメーソンユダヤ地底政府の一翼を形成するものであると喝破してつとに結社を禁止、またポルトガル、スペイン、ルーマニアブルガリア、トルコ等の諸国でもこれに習っている、兔に角ユダヤフリーメーソンとは楯の両面であってユダヤの陰謀とフリーメーソンの策謀とは常に影の形に添う如く連れ添うことを忘れてはならない」
第一次世界大戦ユダヤ人によって計画され、ユダヤ人によって遂行されたことはあまりに有名であるが、その第一次大戦を点火した彼のサラエボの一青年こそは実にフリーメーソン結社員であった」
「それでは今次大戦にけるフリーメーソンの役割はどうか、世界をおおう硝煙と鉄火の陰に仕掛けられた時計爆弾、フリーメーソン結社の陰謀のあることを忘れてはならない、ここにおいてアメリカ参戦の性格が初めて明らかにされるのだ、試みに世界の地図を枢軸国と連合国の二色に分けて見るがよい、そしてアメリカの援助のもとに抗戦を続けるイギリスと、重慶政権の元首並に独裁者が誰であるかを想起して貰いたい
イギリス皇帝ジョージ六世陛下並に将介石こそはアメリカ大統領ルーズヴェルトと共に実にフリーメーソン結社員なのであるジョージ六世陛下は今から二十二年前の十二月三日にロンドンでフリーメーソンに加盟され、結社番号二千六百十三号を持っておられる、将介石に至っては宋子文宋美齢などの宋家一門とともに挙げてフリーメーソンの有力なメンバーであり、ユダヤ財閥と結社して軍政権下の人民を絞り上げている
ユダヤ国際金融資本にとって重慶政権は彼等の支那出張所であり、将介石は実にジュー介石なのである、」→わが天皇マルタ騎士団じゃなかったっけ?

 

「かくて従来ユダヤ最大の保護国であるイギリスの敗色を目の辺りに見たユダヤ人は米国をユダヤ永遠の城砦とすべく碧々準備を進めているのだ、近東の沙漠地帯でしかも猫の額ほどの面積しかない彼等の祖国パレスチナにくらべればアメリカは土地も広く富も豊かだ、そして既に政界、財界、言論界、文化方面とアメリカ各層に亘るユダヤ化の地均しは九分通り完成している、ユダヤの新しき祖国アメリカ、彼等のシオニズム(祖国復興)運動の目標は今やパレスチナからアメリカに書換えられようとしているのだ」

等々、アメリカを乗っ取るユダヤ系権力者の分析・糾弾をしているのですが、当たり障りのない記事を書き散らしてる今のジャーナリストより、よほど世界情勢を根本から把握できていたのではないかと思いました。

ただ、一部のユダヤ系権力者と罪のないユダヤ民間人とを短絡的に混同してはいけませんね。頭のねじが足りないネオナチと同じになってしまいます。

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