神の島 琉球RYUKYU

豊かで不思議な沖縄の「今」をお伝えします the journal about rich and mysterious Okinawa today

日本人であるということ

今週のお題「地元自慢」

森は涼しい

先日、「森のムラブリ」という映画を観ました。

インドネシア最後の狩猟民といわれるムラブリ族に、言語学者の伊藤雄馬さんがインタビュー。昔は森で自給自足していたムラブリも、今はほとんど里に降りて、タイのモン族の手伝いをするなどしてモダンな生活をしています。森で昔ながらのスタイルで家も持たずに移動生活しているのは僅か二十人程度だそうです。

自然の中で生まれ、自然の中で生活し、自然に死んでよしとするムラブリ。他人も自然もコントロールしようとしない。伊藤さんはムラブリ族に出会ってから、いかに自分が不要な物やルールや価値観に囲まれているか、生活を見直すきっかけになったそうです。

 

近代化の波に飲まれ、世界中で先住民族が次々に消えていきますね。(子孫はいますが、言語も文化も消滅しています)

日本でも、イオマンテなど伝統儀式を行えるアイヌはいなくなりました。沖縄でも久高島のイザイホーなど神女になるための儀式が1978年を最後に行われなくなりました。人の通過儀礼であるイニシエーションが行われなくなったということは、古琉球民族の発展・成長・存続がなくなったということでしょう。

 

他人事のように見ている日本人が多いと思いますが、我々も滅ぼされかけていますね。

ワクチンや薬漬け、農薬・食品添加物漬けで身体はボロボロ、思考力も低下。コロナ禍攻撃で中小零細企業や個人商店は経済的に相当なダメージを受けました。今度はインボイス制度を導入し、カツカツの薄利をさらに搾り取ろうとしています。

news.yahoo.co.jp

諸外国では嘘臭い地球温暖化説を盾に、メタンガスを出す家畜の頭数が一定数以上になると、農家に大幅な税金を課す動きが出てきています。世界的な食料難というのに、いや食料難を加速するために、畜産農家も潰しにかかっているのです。この流れはいずれ日本にも来るでしょう。

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我々日本人が滅ぼされたら、世界は何を失うことになるのでしょうか。

ハロウィンにお祭り騒ぎし、ディズニーランド詣でをする日本人。別に失うものなんかなさそうですね。世界から日本人がいなくなっても、誰が悼み悲しむでしょうか。

我々の地元「日本」とは何だったのか?我々はいつから日本人だったのか?その前は?この土地のエネルギーから我々は何を貰ったのか?我々の宝とは?世界に自慢できるものは何か?それを大事にすることは、自分と環境を大事にすることでもありますね。円がいくら下がろうが、まったく関係ないのです。