神の島 琉球RYUKYU

豊かで不思議な沖縄の「今」をお伝えします the journal about rich and mysterious Okinawa today

身体に悪い法律ばかり

今週のお題「好きなグミ」

気づいたらクモの巣

グミって添加物が多そうだけど、手作りできるのだろうか?

市販のチョコレートも成分表に植物油脂だの香料だの入っていて心配なので、自分で作ることにしました。純ココアパウダーにバター、蜂蜜、牛乳などをまぜて練り、固めてココアパウダーを振りかければ、トリュフっぽいのが出来上がるらしい。意外と何でも作れそう。

 

アメリカでは2014年にオバマが支持者を騙して新しい医療保険制度を作ったけれど、多くの国民を絶望死に追いやるような酷い代物だったらしい。

オバマケアと呼ばれるそれは失敗しただけでなく、国家解体ゲームの始まりだったという恐ろしい話が、堤未果著「沈みゆく大国アメリカ」で明らかにされています。もう10年前の本なんですけどね・・・知らないことがいっぱい書いてありました。

 

オバマケアを使っても、高額ながん治療薬は自己負担。安楽死の薬なら保険適用だから、なんと安楽死を勧められるそうです。貧乏人は死ねってことですね。

政府は製薬会社と価格交渉権を放棄したため、薬価は製薬会社の言いなりで、一粒十万円なども珍しくありません。

毎年、患者から医療保険会社と製薬会社に支払われる額が天文学的に上がる一方で、医師への報酬は減額。そのうえ、国が決めたルールで治療方針を決める主権を奪われ、複雑な手続きに追われ、患者を丁寧に診る時間もなく、廃業や自殺を選ぶ医師が増えているそうです。

 

いやー、アメリカ人、大変ね・・・と思っていたら、日本でも警察共済組合の医療保険はフランスのアクサ生命社が独占。保険金の支払いが悪くて有名なアフラック社は営業利益の8割を日本で売り上げているといいます。

公・民保険の二重加入が一般化すれば、オバマケアと同じビジネスモデルの出来上がり。あとは国民健康保険の公費負担分を縮小し、それ以外の医療や薬をカバーするために民間保険を買うように仕向ければ100兆円規模の市場が見込める、と人食い人種の海外投資家は涎を垂らしているのです。

 

「無知は弱さである。今の医療保険制度を当たり前だと思わないことです。制度というのは一度奪われると取り戻すのは本当に大変ですから。奪われないためには、自分の国の医療制度くらいは最低限知っておくことです」とアメリカ人医師は言います。

我々も、猛スピードで社会をアメリカ型に変えようとする「国家戦略特区法」など日本国内の法改正について知っておく必要がありますね。

「国家戦略特区法」は特定の地区で、通常できないほどの規制緩和を行い、企業が商売をしやすい企業天国を作り、国内外の投資家を呼び込む主旨で、法律の成立も意味内容もいまだに多くの国民は知りません。

 

アメリカでは、オバマケアが医療改善ではなく、患者や労働者、国家の悪性腫瘍であるのに気づいた人々は、ウォール街とグローバル企業から健康なアメリカを取り戻すために戦っているそうですが・・・。

 

www.mikatsutsumi.org