神の島 琉球RYUKYU

豊かで不思議な沖縄の「今」をお伝えします the journal about rich and mysterious Okinawa today

那覇にマングローブ林が

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ビル群のすぐそばにマングローブ林が


今週のお題「遠くへ行きたい」

那覇はわりと都会ですが、なんとマングローブの林があります。

漫湖水鳥・湿地センターの建物の裏に木道があり、歩いていくと生い茂るマングローブや一面に広がる湿地、そこに集まる水鳥やカニなどの生き物を観察することができます。

 

生態系として重要な湿地の保全を目指すラムサール条約の登録湿地である漫湖

実は湖ではなく、沖縄島の南部を流れる国場川の河口にできた干潟なのです。海から3Kmほど内陸にありますが、満潮になると海水が干潟に入ってきて湖に。一方、干潮になると最大47ヘクタールほどの泥の干潟が出現。南側にはマングローブ林があり、その中に小規模のヨシ原が点在しています。

那覇の中心街からは3km、また那覇空港からも5.5kmという近距離。センターは新コロ感染防止で休業していましたが、5月21日より木道が利用できるとのこと。都会を離れて遠くに行きたい気分の方にお勧めです。

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漫湖水鳥・湿地センターの入り口です

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湿地帯が広がっています