神の島 琉球RYUKYU

豊かで不思議な沖縄の「今」をお伝えします the journal about rich and mysterious Okinawa today

生きることは、疑うこと

信じていいのはお母さんだけ

知り合いの酒屋さんに聞いた話だが、数年前、アマゾンの営業マンがやってきて「アマゾンでの売り上げを一緒に上げましょう」と言った。手取り足取り、タダでやり方を教えてくれると言う。

そんなサービス有りなの?と聞いたところ、酒屋が儲かれば出店先のアマゾンも儲かるからWin Winなのだと言う。

ウブな酒屋はそれを信じて営業マンの言う通り、分析に必要だという商売関係のいろんなデータを渡してしまった。

案の定、暫くして営業マンはぷっつりと来なくなった。そして、アマゾンは多くの酒屋の顧客や売上データ等を元に、独自の酒屋を立ち上げていた・・・。

 

アマゾンといい、海外秘密結社といい、欧米列強に共通している合言葉は「乗っ取り」「強奪」である。

彼らは一から物事を立ち上げるなんて、面倒なことはしない。

一から一生懸命打ち込むものづくりなんて、とんでもない。大の苦手なのである。指が太くて不器用だから。

 

ザビエルの時代からやられっぱなしの日本人。宣教師のフリしてやってきた外国人に大名たちが騙されたただけでなく、奴隷として日本人が海外に売り飛ばされていたという。

 

最近、YouTubeを見ていても、やたら日本語が達者で、日本を持ち上げる外国人がいる。南京虐殺は無かったし、慰安婦は韓国から自由意志で来たのだから日本を責めるのはおかしいと言い、エセ右翼を喜ばしている。

たとえば、マックス・フォン・シュラ―さん。

岩国基地に米軍海兵隊として所属し、日本、韓国で活動。退役後、ICU政治学を学ぶ。現在は「牧師」、歴史研究家を名のっているものの、役者をやってみたり、サラリーマンをやってみたり、大した専門性があるようには思えない。

にもかかわらず、エセ右翼の懐に首尾よく入り込み、右翼系出版社から本を出し、政界や芸能界に次々と人脈を作っていく。「普通の人」がこんなことできます?

限りなくザビエルっぽい、アイゼンベルグっぽい臭いがするのだが、相方の日本人YouTuberはまったく警戒していないみたい・・・。嬉しそうにはしゃいでいる。

 

来年もあれやこれやと巧妙な、一見兵器に見えない兵器が飛んできそうですが、うまく避けられますように。皆さま、どうぞご無事で。