神の島 琉球RYUKYU

豊かで不思議な沖縄の「今」をお伝えします the journal about rich and mysterious Okinawa today

オリジナルを育む

今週のお題「あんこ」

ユニークな顔の魚

食欲のない時など、たびたび米麹から甘酒を作っています。アミノ酸豊富な甘酒は「飲む点滴」とも言われますね。乾燥麹にお湯を注ぎ、6~8時間炊飯器で保温するだけなので簡単に作れます。

小豆麹にすれば砂糖も不要。一日水に浸けた小豆を煮て、麹と一緒に発酵させてみました。小豆麹をバターを塗ったパンに載せれば、あんバターパンの出来上がり。優しい甘さで、予想以上に美味しいです♡

料理は苦手でしたが、自己流でいろいろ作るうちに、オリジナルの美味しさや楽しさに目覚めたところです。

 

ところで先日亡くなったそうで、小澤征爾追悼番組をよく見かけました。

日本の指揮者として初めてウイーンフィルやらボストンフィルやらに迎え入れられ、クラシック界のメインストリームを歩んだそうです。

サイトウ・メソッドに忠実なその指揮は、まるで踊りやパフォーマンスのよう。髪振り乱して獅子舞のようにエキゾチックだから、映像時代の欧米にウケたのかもしれません。

オーケストラに難しい要求もせず、とても物分かりのよい、人当たりのよい、奏者に慕われる指揮者だったようです。主催者側からすれば、他の頑固な指揮者に比べ、営業しやすいビジネスパートナーだったとも言えるでしょう。

「昔はフルトヴェングラーなど、指揮者といえば徹底的に独自の世界を持っていたが、オザワみたいなそつのない中身のない指揮者が登場してきて時代が変わった」とクラシックおたくの友人が辛口のコメント。

確かに、譜読みはやたらと忠実ですが、作曲家そのものへの理解・関心はイマイチのような・・・。だからどれをとってもポピュラーソングみたいに聴こえるのかしら。

オリジナルを作るって難しいですね!