神の島 琉球RYUKYU

豊かで不思議な沖縄の「今」をお伝えします the journal about rich and mysterious Okinawa today

日本の閉会式よりフランスの開会式

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みけこと愛息

今週のお題「自由研究」ですが、オリンピックの閉会式を研究(?)してみました。

閉会式はねぶた祭のような大きなオブジェも演出もなく、東京の盆踊りや公園などをテーマにしたパフォーマンスでした。インパクトあるものといえばいつもの花火とかプロジェクションマッピングくらい。何千億円もかけて考え抜かれた内容がコレか?というような安っぽい無内容ぶりにびっくり。一言でいうと、まるで百均。チープで子どもっぽいファンシーグッズが並んでる感じです。

あれほど注ぎ込んだ我々の税金は、ほとんどIOCやら竹中平蔵やら電通やらに中抜きされ、盗まれたわけです。

 

日本の閉会式に比べ、秀逸さが際立ち目を瞠ったのが次回開催国フランスの映像パフォーマンス。クラシック楽団による重厚な国歌演奏、歴史と伝統をきちんと残した文化遺産のような美しい街並み、フランス空軍の迫力あるアクロバット飛行など、精神面でも物質面でも日本のはるか上を行くフランスの「格」を見せつけるものでした。

 

日本の閉会式というより、これはフランスのプレ「開会式」だったのではないでしょうか。

小池百合子が旗を渡したパリ市長アンヌ・イダルゴさんは14歳のときにフランス国籍を取得したスペイン人。現在二重国籍ですが、それについてギャーギャー言う人はかの国にはいないのでしょう。クラシック楽団の指揮者もさりげなく女性だったし、精神文化的な成熟度でかなり差をつけられたなあと感じました。