胴回りが巨大な猫
「進撃の巨人」を見始めたのはいつだったか・・・エピソード1から順番に見たはずなんですが、何しろ長いし、登場人物がどんどん増えるし、話や関係性がかなり複雑になってきて追いきれず。
でも今期で終了なので、あともうちょっと。頑張ってぼんやり見ているのですが、なんか結局、救いようのない話なのかなあという印象。
巨人退治の調査兵団の合言葉は「心臓を捧げよ!」(=滅私奉公)だし、登場人物がみんなモーレツサラリーマンみたいなんですよね。「自分」がないんです。国のために、誰かのために身を差し出すのだが、それがことごとく裏目に出ているし、誰も幸せでない。
アニメおたくの知人は「この作者(諌山創)は、人間が心底大っ嫌いなのだ」と言っていました。そういう見方をするとわかりやすいかも・・・。登場人物がこれほど多いのに、誰にも感情移入できない理由はコレだったのかと。