今週のお題「レイングッズ」
ちょっとしたレイングッズなんかで、この土砂降りの酷い世界をしのげるのでしょうか?なんかもう、憂鬱を通り越して、笑うしかないような気分です。
安部芳裕著「金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った」(徳間書店)を読みました。
「金融システム設計者の意図を探ればすべての謎が解けてくる!」という見出しの通り、「利子」という幻の数字をでっちあげ、世界的な椅子取りゲーム、無限の借金ループが始まり、環境問題や貧富の拡大を引き起こしているというのです。
さらに銀行家たちは巧妙に政府の通貨発行権を奪い、庶民が気づかないように支配者層が搾取する巧妙なシステムが出来上がりました。
このシステムを作り上げた張本人である初代ロスチャイルドが、1744年生まれのマイヤー・アムシェル・ロスチャイルド。本名はマイヤー・アムシェル・バウアー。ドイツ名として都合がよい場合はマイヤー、ユダヤ名として都合がよい場合はアムシェルと使いわけていたようです。どっちに転んでも儲けるという人を欺く生き方は、生来のものだったわけです。
しかし、この人は正統派ユダヤ人ではありません。古代イスラエルのユダ族出身がユダヤ人ということになっていますが、実際はかなり偽物が混入して複雑です。
8世紀半ばにハザール汗国の皇帝はユダヤ教を国教とし、以後国民全員がユダヤ教徒になりました。このハザール人たちが後のアシュケナージ(ドイツ系)といわれる白人ユダヤ人となったという説があります。
「聖書の民」であるイスラエルからスペイン方面に逃げて来たスファラディ系ユダヤ人は有色人種ですから、アシュケナージは血統的にはまったく関係ない民族なのです。だからアシュケナージがパレスチナにユダヤ人国家を建設したのも正当性がありません。
むしろパレスチナ人こそが古代ユダヤの子孫であるという説を唱える学者もいます。
独善的な選民思想で世界支配を企むアシュケナージが他の民族を見下し、搾取する根拠とも言えるのが、彼らが狂信する教典「タルムード」。なんとそこには
「ユダヤ人は人類であるが、世界の他の国民は人類にあらずして獣類である」
「他民族の有する物はすべてユダヤ民族に属すべきものである。ゆえになんらの遠慮なくこれをユダヤ民族の手に収むること差し支え無し」
「瀆神者(非ユダヤ人)の血を流す者は、神に生贄を捧ぐるに等しきなり」
等々、カルト宗教の極致を行く教え。
こうした過激派は改革派ユダヤ教を名乗っていますが、正統派ユダヤ教からはもちろん破門されています。
過激派の「神」は悪魔ということがわかれば、人口削減計画だの、自作自演で戦争や大恐慌を仕掛けるだの、原発を世界中に作るだの、人道に反するありとあらゆる悪事を躊躇なく行えることが腑に落ちますね。彼らにとって、我々はケモノでしかないのですからね。
ケモノは牧場に囲って、マイクロチップを入れて管理するもの。増減も人工的に調整。生かすも殺すもオーナー次第で何が悪い、ということなのでしょう。
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