神の島 琉球RYUKYU

豊かで不思議な沖縄の「今」をお伝えします the journal about rich and mysterious Okinawa today

ヤモリの集合意識

今週のお題「SFといえば」

 

この蝶は羽に触れても逃げませんでした(大石林山にて)

沖縄の住宅にはたいていヤモリが出入りしています。

我が家にもキッチンに棲みついたヤモリが。何匹いるのかわかりませんが、夜になるとチチチチ・・・と大合唱が始まります。そうです、鳴くのです。10センチほどの小さい体なのに、大きな声で喧嘩もしたり、意外とうるさいです。

出てってくれないかなあ、もう!とヤモリ様に何度呼び掛けてもダメ。

 

虫の場合は個的意識ではなく、集合意識なのだそうです。ヤモリは虫ではありませんが、とりあえず集合意識に向けて「暗いキッチンに隠れているより、外の方が楽しいよ~、おいしい虫もいっぱいいるよ~」と説得したところ、翌朝、捕まえて外に出してくれと言わんばかりにシンクにヤモリが!

なんと、その翌々日にもシンクでじっとしているヤモリが!!

ヤモリは近距離なら飛ぶし、すばしこく逃げるのですが、なぜかシンクの中でまったく動きません。近所の爬虫類愛好家に通報して、キャッチ&リリースしてもらうまで何時間でも待って(?)いるのです。

集合意識への呼びかけに反応したとしか思えない、SFな出来事なのでした。

 

・・・やっと出ていってくれたと思いきや、静かな夜は1日だけ。またしてもチュンチュンと新たな声がしています・・・。