今週のお題「マメ」
面倒臭い気分が流行っています。
運動するのが面倒臭い、掃除するのが面倒臭い、食事作るのが面倒臭い、子どもの相手をするのが面倒臭い、終いには生きているのが面倒臭い・・・。
そこでもてはやされるのがアウトソーシングです。今はお金さえ出せば、何でもアウトソーシングできます。教育、家事代行、出来合いのお惣菜、エステで贅肉落としから始まって社会作りも政治家任せ、何を信じるかも宗教任せ。安心・安全は自衛隊やミサイル配備、米軍頼み。健康は医者や薬やワクチン頼み。
でも、そのアウトソーシングは本当に信頼できますか?
食品や健康や教育、信教(神・真理)を他人任せにして大丈夫なわけありません。身体が害されても、子どもが精神的に殺されても、社会が崩壊しても、彼らは何の責任も取ってくれませんよ。
子どもと一緒に考える方が、わかったふりして教える何もわかってない教師より、子どもと一緒に成長できると思いませんか?
どこの誰が何を入れて作ったかもわからないレトルト食品より、自分で作った料理の方が、ちょっと失敗しても味わいがありませんか?
「失敗の味」はなかなか売ってませんし、オリジナルで貴重なものです。そこから学べることもたくさんあります。「次はこうしよう」と学べれば、それはもう「失敗」ではなく生きた「成功」体験ではないでしょうか。
アウトソーシングで他人に丸投げすると、そういうチャンスを逃してしまいます。「便利だよ」「簡単だよ」「楽だよ」「お任せください」は悪魔の誘惑の言葉。
今年はもっと「自分でやろう、まめになろう」と1月も終わりになって決意を新たにしています。