今週のお題「これって私の地元だけですか」
沖縄では戦後、米軍の「銃剣とブルドーザー」によって住民が地元を追い出された。
4人に一人が戦死した沖縄戦。終戦で命からがら助かった人々は日本政府にも見捨てられたまま、掘立小屋を建て、畑を耕し、生活を再建しようとしていた。
しかし、米軍は沖縄を出ていかず、引き続き軍事基地として利用しようと、土地を接収する。住民を銃剣で脅して家を焼き払い、ブルドーザーで畑を潰したのである。
もしかしたら、最初からこの島を戦後のアメリカの軍事拠点にするために島中に爆弾を落とし、住民を一掃しようという意図が沖縄戦自体にあったのかもしれない。
そんなふうに思ったのは、先日のマウイ島の焼き討ち事件がきっかけである。
ハワイ王朝の古都ラハイナが焼き尽くされ、早速不動産業者が買い叩きに乗り込んでいる。グリーン州知事は焼き討ちの数週間前にラハイナに高層ビルなど建てられるよう法改正済みだという。
段取りが良すぎないか?焼き払って更地になったラハイナを、AIによるスマートシティ化する計画にいよいよ着手するらしい。
フェイク画像やフェイク音声が出回る昨今なので、すべての動画をそのまま信用するのもどうかと思われるが、マウイ島の焼き討ちについて語った書籍が焼き討ち事件の数日前に出版されていたり、焼き討ち当日サイレンが一切鳴らなかったとか、消防車の水が枯渇していたとか、道路が封鎖されて逃げられなかったとか、救援物資が当局に排除されて届かなかったとか、不審な点が多い。
今回マウイ島焼き討ちには指向性エネルギー兵器(Directed Energy Weapon)DEWSが使用されたという説がある。
ロスチャイルド系のペプシコが出すmountain dewにmaui burstという冗談じゃない名称のシリーズが出まわっているのも愉快犯のような予告のようである。
マウイ焼き討ちでは近接するセレブの豪邸は無傷だったそうだ。
東京大空襲でも皇居や丸の内は無事で、庶民が住む下町が集中的に焼夷弾で一掃された。阪神大震災では主に火事で神戸の下町が消失し、その後再開発された。東日本大震災では震災跡地がタダ同然で買いたたかれ、でっかいワクチン工場が立つという。
これこそ金融資本vs庶民の戦争ではないか。
戦争を仕掛けられているとも気づかずに庶民は焼き討ちにあい収奪され、滅ぼされるのである。気候変動だの天災だの事故だのと信じ込まされて。
長々と行われているロシア・ウクライナ戦争などは一種のドラマ、フェイクではないかという気がする。いまだに戦車や爆弾を落とし、昔ながらの「戦争」というステレオタイプのイメージを我々に植え付けるためである。
武器販売のプロモーションとしても、実戦キャンペーンは効果絶大なのだろう。
戦争ニュースを流せば、武器のコマーシャルもいらないし、人々も洗脳できるし、一石二鳥なのである。
さすが悪魔である。いや、感心している場合ではない。我々も彼らの狙いを読み、賢くならなければいけない。
昔は人間は動物に襲われないように身構えて生きていた。今だって、ぼうっとしているとある種の人間という皮をかぶったケモノに襲われるのだ。
我々は平和ボケというより、人間ボケしていないだろうか。人間に見えるからって、同じ種であるとは言えないのだ。