神の島 琉球RYUKYU

豊かで不思議な沖縄の「今」をお伝えします the journal about rich and mysterious Okinawa today

政府は必ず嘘をつく

今週のお題「ベストアイス2023」

 

狙われた島

2023年もまだ終わっていないが、凍りつくような話には事欠かない。

今のところ、沖縄のワーストアイス賞は、台湾有事推進策ではないだろうか。

 

宮古島の千代田駐屯地には弾薬庫、ヘリパッドを作らないという当初の約束を反故にされ、美しい島が次々と軍事基地化されている。

騙された!!と憤っている住民もいるが、一度日本軍の侵入を許したら骨までしゃぶられるのは当然。それが地獄の沖縄戦の教訓だったはずなのだが・・・すっかり忘れられているようである。

レーダー基地などは周辺地域の電磁波が、他の地域と比べて2000倍にもなるという。

放射能と同様、見えないところで住民や観光客の健康被害が危ぶまれる。そういえば、島でおかしな頭痛がしたことがあったような。

 

また、土地規制法が制定され、基地や原発など重要施設について機能阻害条項ができた。

陸上自衛隊の資料によると、反戦デモをなんとテロと同様に扱う、ということになっているそうだ。「戦争反対」の住民の声が弾圧され、潰されることになるわけだが、いったい国は何から何を守りたいのか?

狂った国の敵は、戦争に反対する住民なのだ。まともな住民を敵とし、あらゆる自由を奪い、軍事利権によって住民の財産や「肉」を貪りたいというのが本音である。

 

南西諸島には「自衛官募集」のポスターが貼られ、自衛隊の闇を知らない素朴な学生にとっては高給で安定した職業として魅力的なようである。こうした地元出身の自衛官を島の基地の前面に立たせ、住民の中での分断をはかるという狙いもある。

 

防衛大学だけでなく、自衛隊版の高校も神奈川にあるそうで、高卒資格が得られるうえ、手当も出る。日本中で貧困家庭が増え続けているから、すすんで入学・入隊する子どもも多く、徴兵も問題ないようだ。

国立大は大学法人化により授業料が高額になり、奨学金制度があっても名ばかりで、サラ金みたいに大した利子を要求される。普通に学びたいことを学ぼうとする学生は、政府にネチネチ妨害されるのである。

損か得か、経済原理でしか物事を判断できない国民が増えてくれば、好戦的な軍事国家へ誘導するのは簡単ですね。