今週のお題「自由研究」
先日、日本人とユダヤ人の違いについての話題になった。
友人が言うには「日本人とユダヤ人では金儲けの意味が違う」のだそうで、「ユダヤ人は通貨発行権をよこせと言うが、日本人は札束をよこせと言う。これは世界支配のシステムを理解しているかどうかの違いだ」というのである。
ユダヤ人は通貨発行権さえあれば、べつに札束なんか要らないのである。
もし、ユダヤ人が真の人生のシステムを悟れば欲も執着もなくなるから、通貨発行権なども不要になるだろうけれど、世界支配はアドレナリンがバンバン出ちゃうから、それはなかなか難しいのだろう。
日本人は日常的な物事の解決も難しく、だいたいの問題は先送りである。
電気卸売り会社の人に聞いた話だが、原発のコストが安く計算されているのは廃炉費用を含めていないからだそうだ。
そもそも廃炉を誰がいつやるか。政府がやるのか電力会社がやるのか決めてないのである。決めてないからコストに計上しなくていいという仕組みになっている。こうなると確信犯である。
さすが、すべて先送りの国である。
思えば、私もいろいろなことを先送りにしてきた。その結果、ツケは必ず廻ってくるものだな、と実感しているこのごろである。