今週のお題「ラジオ」
受信できる局が変わったというより、最近、日射しの入り方が変わってきている。季節のせいではなく、明らかに去年と違うのである。
午前中から日当たりが良かったはずなのに、午後からしか日が入らなくなった。地軸がずれたのか、太陽がずれたのか・・・。皆さまのお宅はいかがでしょうか?
農業出身で牧歌的な糸数町長に言わせると、自衛隊に来てもらって、軍備により島をしっかり防衛したいそうだ。世間知らずというか、なんともメルヘンチックな浅知恵に驚く。こんな町長と道連れになる反対派島民に同情する。
そもそも日本に「防衛」なんて芸当ができるのか?
防衛とは、国を守ることであるが、今の日本はアメリカから防衛できていないではないか。敗戦後、今日に至るまで、実質的に日本は独立国ではなく、かの国の植民地なのだ。
傀儡政権が置かれ、日本人が統治しているように見せかけて、政治も経済もアメリカの支配下にあることは周知の通り。
米軍基地からアメリカ人は入国審査無しに入り放題だし、日本上空の制空権も押さえている。戦後、日本人が一様に馬鹿でものを考えなくなるような教育システムを作らせ、アメリカ国債や兵器を際限なく買わせ、大企業やインフラを乗っ取り、監視しにくい特別会計(なんと毎年400兆円以上)などから血税を略奪してきた。
アメリカにやりたい放題やらせておいて、「日本は独立国でございます」なんて、ちゃんちゃら可笑しい。
日本に「戦争」はあっても「防衛」は存在しないのだ。これは国民の共通認識として合意すべきだ。そうしないと、いつまでたっても話が嚙み合わない。
自衛隊基地やミサイル弾薬庫を置くとか置かないとかの問題じゃないのである。置いたって置かなくたって、どっちみち植民地の分際では勝手に「防衛」はできないのだから。
アメリカが「戦争やれ」と言ったらやるしかないのだ。アメリカにとって、日本人は人間じゃなくて闘牛なのである。
しかし宗主国であるアメリカに盾つくと制裁が待っている。スノーデンが暴露したが、日本中のインフラのスイッチもアメリカが握っているのだ。停電も地震も津波も火事も、かの軍事大国のお得意メニューなのである。
「じゃあ、日本も対等に強くなるために核を持つべきだ」とメルヘンチックな人は言う。
・・・それこそ持つも持たぬもアメリカの許可のもと、核のスイッチは結局アメリカが持つのである。
核を使用するもしないもアメリカの支配下で操られ、結局戦争というビジネスに利用されるだけなのである。
教科書でちゃんと教えるべきだと思うのだけれど、本当の事は書かれていない。メルヘンばかりである。