最近、国民年金だの健康保険だのいろいろ自分で手続きする必要がありました。その都度担当窓口に出かけるのですが、書類の記入や説明、用意するものなどとても複雑。同様に手続きに訪れた人々で窓口は混雑しているし、この面倒なシステムのために行政側も市民もぐったり疲弊しているようでした。よほど頭悪い人が作ったんだろうなあ。
生活困窮者は社会保険の支払い免除制度もありますが、複雑すぎて申請に躊躇するのではないでしょうか。行政側はできれば免除したくないから、戦略としてかなり複雑な作りにして申請を防いでいるのでしょう。
それにしても、確定申告とかも記入が難しいです。見本をみながら書いても間違えます。そもそも、国民生活に基本的な実務をなんで学校で教えないのか？
この国では肝心なことは学校で教えないのです。使えない英語とか使わない数学とかは自尊心を傷つけるほど教えますが、この世界を理解するうえで基本となる明治維新以後の近・現代史とか、生活の基本にある行政手続き、お金のリテラシー、ネット犯罪や毒親、いじめ、ブラック企業、あらゆる詐欺から身を守る方法、国民の権利、憲法の詳細など肝心かなめなことは義務教育で教えません。そして自分の権利・義務・知識・常識も曖昧なまま、子どもを丸裸で狼がウヨウヨいる社会に放り出す。
社会人なのに税制や会計知識が乏しいため、遅ればせながら私も簿記を学び始めました。学校に行ってびっくりしたのですが、授業がさっぱりわかりません。焦ってyou tubeで簿記講座を探していたらふくしままさゆきさんの動画に行きつき、あまりのわかりやすさにまたびっくり！しかも無料です。学校やめたくなりました。
最近のyou tubeはコンテンツレベルが凄く高いです。昔は手段がなくて学べなかったことがよりどりみどり、学習しようと思えば自由に学習できるのは本当に素晴らしい時代ですね。政治家のレベルは年々酷くなるばかりですが。
先日、誕生日会見で秋篠宮妃が「私どもはコロナについて｟オンラインで｠学習しております」と言ってました。あえてテレビや新聞と言わなかったのが紀子さんのメッセージかも！
テレビや新聞のコンテンツは学校と同じくらいアホらしい。いくら見ても意味がないし、そもそも何の役にも立ちません。マスコミと学校、粗大ごみじゃないですか？
