神の島 琉球RYUKYU

豊かで不思議な沖縄の「今」をお伝えします the journal about rich and mysterious Okinawa today

屋久島以上!?大石林山


先日、初めて大石林山(だいせきりんざん)に行ってきました。

沖縄本島最北部に位置する原生林の残る山々で、2億5000年前の石灰岩層が隆起してできた熱帯カルスト地形が珍しく素晴らしい景観です。

奇岩・巨石コース、美ら海展望台コース、バリアフリーコース、ガジュマル・森林浴コースに分かれ、それぞれ1km前後、30分程度の散策が楽しめます。もちろん、それぞれ個性的でめくるめく圧巻なので、全部廻らずにはいられないでしょう。

 


沖縄には海のイメージしかありませんでしたが、こんな凄い聖地があったのか!と今更ですがびっくりしました。

巨岩にうねうねと生える木々、幹とも根っことも区別のつかない精霊のようなガジュマル群、動物や顔のように見える大岩・・・何か超越的なエネルギーに満ち満ちた空間、植物の生命パワーに圧倒されるばかりでした。

沖縄本島北部というと辺戸岬を見て終了、とされる方も多いと思いますが、ぜひこの聖地・安須杜(あしむい)の山々に足を運んでみることをお勧めします。これこそが沖縄の原点、沖縄の命、「ザ・沖縄」なんじゃないかと思います。

 


3回くぐると生まれ変わるとされる「生まれ変わりの石」や、子宝に恵まれるという「骨盤石」など御利益があるといわれるスポットもありますよ。

私は「生まれ変わりの石」」をくぐったあと、若干体質が変わったような。気のせいかな?でも、やっぱり微妙に何かが変わった気がする・・・。