神の島 琉球RYUKYU

豊かで不思議な沖縄の「今」をお伝えします the journal about rich and mysterious Okinawa today

思考の物質化

特別お題「わたしがブログを書く理由

 

可愛い子も保存

人間は毎日何万回も思考・決断するそうである。

どれを買うか、何を食べるか、いつ寝るか、他愛ない決断のほか、重要なこと、くだらないこと、様々なことを考えている。

それらの思考は形が無いからほとんど無意識に流れていってしまうけれど、大切な思考は日記やブログにするなり、形にして残しておきたいと思う。

我々は物質世界に生きているので、見えないものは物質化しない限り、「無い」も同然だからである。

我々は思考する動物であるが、忘却する動物でもある。一年前のことも、わずか一週間前のことも忘れてしまうので、書き留めておくことは重要だ。そうすれば、安心して忘れてしまえる。読み返せばまた思い出す。

 

最近書き留めておきたいと思ったのは、フクシマの放射性汚染水の海洋投棄について、日本のマスコミの取り上げ方に違和感をもったことである。

中国からの抗議の電話が市役所や公民館などに殺到しているらしいが、それをアナウンサーが日本に対する「嫌がらせ」と言ったのだ。

自動音声で何カ所にも送りつける中国の抗議のしかたはさておき、汚染水を投棄して世界中に「嫌がらせ」しているのは日本でしょ。

「抗議」を「嫌がらせ」とすり替え、逆ギレする。これを開き直りと言うのではないか?悪いことをしたら素直に謝れ、と小学生に教える大人がこれをやっているのである。

他国もトリチウムを海洋投棄しているというが、日本みたいに炉心に触れた世界一汚い水を流す国はない。どんな放射性核種がどれだけ含まれているかも明らかにされていないのだ。しかも今後、何十年も垂れ流し、永遠に海を汚染し続けるのだ。

どれだけ環境を破壊しているか、生態系を攪乱しているか、事の重大さを受け止め、罪を正しく認識しているとは思えない。

原子力業界の利権団体であるIAEAが決める基準値も超適当で、科学的根拠とは言えない。

そもそも利権団体のいう科学的根拠なんて、誰が信用するのか?見るからにバレバレの詐欺師が「これは詐欺ではありません」と言っているようなものだ。

風評被害」という言い方もおかしい。汚染水を流してる犯人が、被害者ヅラをして威張っているのである。天地もひっくり返る、とはこのことである。

まともな言論は、いったい、どこへ行ってしまったのだろうか?

そもそも、まともな日本人はどれほど生息しているのだろうか?

知的障害の子どもたちが不気味に増大しているが、政治家やマスコミをはじめ、大人も爆発的に知的障害者だらけの国であると実感するこのごろである。 

 

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