神の島 琉球RYUKYU

豊かで不思議な沖縄の「今」をお伝えします the journal about rich and mysterious Okinawa today

自分のために書く

ガザではイスラエル兵に投石する子供も殺されます

今週のお題「書いてよかった2023」

ともすると忙しくただ過ぎて行くだけの日々。

そんな中でふと発見したことや違和感などを書き留めることに、意味があると思う。

書き留めておかないと、すぐに忘れてどこかへ行ってしまうから。

「私」というのはデータ(記憶)の集積だと思うので、忘れずに書いて定着させることが大切。

 

一昨日は「ガザ」という映画を観、昨日は「ガーダ」という映画を観た。

どちらも今、ホットなパレスチナガザ地区での数年前の市井の人々のドキュメンタリーである。

イスラエルによるガザへのジェノサイド(集団殺害)は今に始まったことではなく、何十年も執拗に続いていること、国際社会もずっと見て見ぬふり、放置していることを知った。

米軍に占拠され、日本人から事態を放置されている沖縄とガザは重なって見える部分がある。

ロシアによるウクライナ侵攻ではロシアに制裁措置をとるくせに、イスラエルについては「制裁」を言い出す国もないのはどうしたことだろうか。

 

映画の後は京都大学名誉教授、岡真理さんのイスラエルによるガザのジェノサイドについて講演があった。

アメリカはじめ欧米列強がイスラエルに加担するのは、イスラエルロビーの力が強く、カネも流れ、政界はイスラエルに逆らえないからだと言う。

太田龍さんの著書によれば、アメリカの政財界の主流派はキリスト教原理主義者が占め、シオニズムイスラエルが掲げる目標)に逆らう者は社会的に抹殺されるらしい。

昨日も反シオニズム的発言をしたかどで、ペンシルベニア大学の学長がクビになったというニュースが飛び込んできた。

パレスチナも酷い戦況だが、アメリカも戒厳令のようである。