那覇の新ランドマーク
今年は那覇市制100周年。約1500人収容の大劇場、250人収容の小劇場を備えた「なはーと」が那覇市久茂地(くもじ)に完成しました。
そのこけらおとしシリーズで地域文化芸能公演がありました。なんと無料なので劇場チェックに行ってみました。那覇市の無形民俗文化財指定団体ほか、8団体による演目です。
獅子舞、エイサー、旗頭、首里王府の路次楽(宮廷音楽)、ハーリー、首里のクェーナ(神事の謡)、支度ガ―エーなど。
那覇市には市指定無形民俗文化財に登録されている芸能をはじめ、地域の自治会や保存会によって長年受け継がれている芸能がたくさんあります。
今はあまり聞かれなくなりましたが、ちょっと前までは道を歩いているとどこからともなく三線や謡が聞こえてきたもので、芸能が市民の生活に溶け込んでいる感じでした。日本では床の間に刀を飾るが、沖縄では三線を飾るといいます。自分たちは何を大切にするのか、民族の価値観の違いがハッキリ表れていて面白いですね。
綱引き前の支度台に乗って合戦する支度ガ―エー