今週のお題「大移動」
マウイ島の火災、能登半島地震や東日本大震災の建物損壊など、多くの人が家財を失い、住んでいた土地からの大移動を余儀なくされた。
こういった災害や人災で儲かるのは、復興事業として巨額の発注を得る土建屋だけである。日用品しか買い物をしたことのない庶民には、その巨額が妥当かどうか判断しかねるし、そもそも明細が明らかではない。
公共事業を一度でも受注したら旨みがありすぎて、儲けの薄い普通の商売に戻れなくなるのではないか。
ドイツの土建屋は、アウシュビッツ収容所など各地にユダヤ人収容所を作った。
ユダヤ人輸送用の鉄道を作ったのも、そういったインフラ屋がいて、産業界がたっぷりと潤ったわけである。彼らはヒトラー万歳、ナチスの政策に賛同していた。
ユダヤ人狩りにヒトラーより積極的だったのは、一般的な職業人たちだったのではないか。普通の海人(うみんちゅ)が、魚の追い込み漁をやるみたいに。
ユダヤ人が憎いから収容所に追い込むというより、ユダヤ人の追い込み漁という儲かるビジネスがそこに成立していたわけである。
愚かな目先のビジネスは、儲かれば自らの仕事や政府の倫理性は問わない。
最近の度重なる大小の災害には、気象兵器や指向性エネルギー兵器、バイオ兵器の関与が疑われている。実際、今や人工地震や人口津波、パンデミックを起こすことも可能なのである。
それを禁じる国際的な取り決めも一応あるが、マスコミを使って自然災害に見せかければ、一般人が見抜くことは難しい。
戦争は我々に見えない様式に移動しているようである。