今週のお題「習慣にしたいこと・していること」
昔は毎日テレビや新聞でニュースをチェックするのが習慣であった。
が、早くは911アメリカ同時多発テロ以降、遅くても新型コロナパンデミック以降、マスコミが狂っていることに気づきはじめ、独自で情報収集するのが習慣になっている人も多いと思う。
独自なので、SNSなど間違ったソースに騙されそうになることもある。なので、裏付けをとるのが重要である。つまり、一人ひとりがジャーナリスト感覚を身に着けるのである。
ジャーナリスト感覚とは何だろうか。純粋な好奇心ではないだろうか。どこにも肩入れせず、先入観を持たず、見聞きしたくないことでも、あるがままに受け入れ、観察・分析すること。
「堤未果のショック・ドクトリン」を読んだ。
最近聞かれるショック・ドクトリンという言葉。テロや大災害などで国民が思考停止状態になっているところへ、政治家や資本家が人権を無視する横暴な政策を推し進める手法のことである。
911では無制限の軍事行動、監視・検閲体制の合法化など。
新型コロナパンデミックではロックダウン、検査の義務化、ワクチン工程の簡略化、税金でワクチンの大量購入、情報検閲や統制など。
「皆さまのため」と言いながら問答無用の強引な、人権無視の政策があっという間に実現されてしまったことは忘れてはならない。
政府やマスコミが流すプロパガンダ、CMはだいたい大衆操作・管理のための意図的なものということもバレてきている。まあ、意図がなければわざわざ流す必要もない。我々ジャーナリストに必要な資質は、その意図を見抜くことである。
最近奴らがやたら騒いでいる「地球温暖化」も嘘臭い。
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告書は「温暖化で北極の氷が解け、白熊が絶滅する。南極の氷も解けて、海面上昇によって2000年までに多くの国の沿岸の主要都市が水没する」と警告してきたが、実は現在、白熊の数は20年前の20倍に増えているそうである。
NASAの衛星観測によれば南極の氷は増え続け、毎年最高記録を更新。
海面上昇も起こらず、ツバルなどポリネシアの島々は水没どころか、面積を広げているという。
2023年2月アメリカ海洋大気庁によると、NASAのデータは、地球が過去8年間ずっと冷え続けていることを示している。
多くの科学者も地球温暖化について疑問視している中、なんと、個人が出すCO2を管理する計画が話し合われている。牛の次はヒトである。
2022年の世界経済フォーラムで、中国のアリババグループ社長J・マイケル・エバンスは「個人用炭素トラッカー」の開発を発表した。このチップを人間の手首に埋め込むことによって、持ち主が、いつ、どんな手段で移動し、何を食べ、オンラインで何を買ったかが追跡できるというものだ。24時間個人のCO2の排出量がモニターされるというわけだ。
車や自転車、徒歩などの移動手段をGPS情報とスマホに内蔵された加速度センサーなどを用いて自動判別し、CO2排出量を「見える化」する脱炭素アプリも開発が進んでいるという。
今まで炭素トラッカーというのは、企業や行政機関が対象だったが、それが個人にも適用されるということだ。
企業が排出権を売買するように、個人もスコアを売買するようになったとき、食べる、買い物をする、交通機関を使うなど日常行動をするために、権利を買わなくてはならなくなるかもしれない。
2022年2月、カナダでは大手信用組合が、持ち主の炭素排出量を計算するクレジットカードを始めたそうだ。
世界経済フォーラムでは、温室効果ガスを出すような消費をクレジットで決済した際に、その場で利用停止になる仕組みを検討しているという。
なんというかもう、本当にオルダス・ハクスレー「すばらしい新世界」みたいな恐ろしい世界に突入しつつある。
ハクスレーはDSとも親交があったらしいから、ただのフィクションではなく、もの凄く信憑性がある。というか、これは未来のニュース、予告なのではないか。
昔読んだ時はSF小説だったが、今となっては身構えるべきJアラートなのである。