今週のお題「最近飲んでいるもの」
朝から頭痛、胃もたれ、不眠・・・しかし、極力薬は飲まない、と決めている。
医者に診せるのは簡単だ。
が、順番として、まず自分で自分の体の声をまず聴くべきではないか?
医者より体の方が遥かに偉くて賢い、叡智の結晶なのだから。
頭が痛いなら頭を休める。胃もたれなら断食して胃を休める。
すると、数日もすれば治る。というか、体が完璧に治してくれるのだ。
しかし、不眠症はどうしたものか。
眠いけど眠れないを通り越すと、眠たくないし、眠れない。
寝返りばかりうっている。
まんじりともせず白々と夜が明けると、徒労感に打ちひしがれる。
ああ、今日も眠れなかった・・・
3秒で寝る達人が言うには「眠りたい」というのは、マインドセットとしてはダメらしい。
体を眠らせようとするのは「暴力」であるという。
「だって、眠らないと次の日に差し支えるし」とぼやくと、
「体を思い通りにしようとするのではなく、体に従うこと。体の方が主人なんだから。眠れないときは眠らなくてもいいの」
達人は眠ろうと思ったことはないと言う。
「じゃあ、どういうつもりで寝るわけ?」
「瞑想かな。朝までゆっくり瞑想を楽しめる♪と思って目を閉じるんだけど、いつのまにか寝てる」
まったく苦労の分かち合えない人である。
「瞑想して何が楽しいの?」
「音を聴く。周りの音とか。すると宇宙で一番静かなのが自分であるとわかる」
へー。
体を眠らせようとするのが暴力なら、この世は暴力だらけである。
牛に成長ホルモンを打ってどんどん大きくしたり、仕事しないと役立たずと思わせることも暴力だ。
暴力とは何か。
基本的に我々は、無意識に暴力的である。
そのことに意識的になるべきではないだろうか。