神の島 琉球RYUKYU

豊かで不思議な沖縄の「今」をお伝えします the journal about rich and mysterious Okinawa today

自然力は地球自身の中にある

今週のお題「お弁当」

昔は海鮮丼セットも安くて気軽に食べれた

コンビニ弁当をいただくくらいなら自作の方が安心安全なので、弁当派である。

外食も値上がりが激しい。沖縄は飲食店が多く、昔は(4~5年前までは)ボリュームたっぷりで安くて美味しいのが魅力であったが、最近は観光客も増え、原材料費も値上がりし、本土並みかそれ以上の値段である。

こだわりの味も薄れつつあり、食べ歩きの楽しみも減った。

沖縄そばの店が次々と閉店し、ラーメン屋に変わっていくのも淋しい。ちょっと前まではほとんど無かったのに、今はラーメン屋だらけである。

 

お題と全然関係ない話をするのがこのブログ。

先日、「ヒマラヤ聖者の生活探求 第二巻 神性開顕」(ベアード・B・スポールディング著)を読んでいたら、聖者が凄いことを言っていたので以下、ちょっと長いが引用する。

「地獄とか悪魔とかいう特定の地域や住家があるようなのではない。それはただ悟りを開いていない人間の想念の中にあるだけである。~中略~熱や光、その他多くの自然力は実は地球自身の中にあると言い伝えられてきている。太陽にしてもそれ自体としては熱も光もないのであって、ただ熱と光とを地球から引き出す潜勢力があるだけである」

なんと!アシュタールと同じようなことを言っている。
「太陽が地球から熱と光とを引き出すと、熱線はエーテルの中に泛んでいる大気層によって地球に跳ね返されて来るのである。光線も大体、同様な方法で地球から引き出されてエーテルによって地球に跳ね返ってくる」

光もか!

「空気は比較的低くしか拡がらないから、地球表面を離れ大気層の外側の限界に上昇するにつれて、熱線の効果は違ってくる。空気は次第に希薄になるから反射も次第に減ってくる。その結果、上昇すればするほど熱は少なくなり、寒冷が増してくる」

だから山頂は太陽に近いはずなのに寒いのか。

「熱線は地球から引き出されて反射する毎に、地球に落ちて還り再生される。空気の限界まで到達した時には、実は同時に熱の限界にも到達しているのである。光線の場合も同様で、地球から引き出されてエーテルによって反射される。このエーテルは地球からは空気よりも高い所まで拡がっているから、光線は遠く高く拡がってから全部反射する。エーテルの限界はそのまま光線の限界である」

だから宇宙は真っ暗。

「熱と光の限界に達すると非常な寒冷に逢着する。この寒冷はいわば鋼鉄よりも強固であって、エーテルと大気層とを殆ど抵抗のできない力で圧迫し、結合している」

だから熱い(とされる)太陽があるのに宇宙は寒いのか。。。

こんなに腑に落ちるドラマチックなこと、教科書に書いてありませんね。

 

 

 

 

 

不登校教師の時代

今週のお題「外でしたいこと」

 

天妃小学校近くの天妃宮の扉

4月、学校は新年度。

外に出たくても出れない、出ない子どもたちが増えている。活きのいいはずの子どもなのに、死んだ魚のような目をしている。勉強も部活も興味はないし、将来の夢もないし、何もやりたいことがないのだと言う。

沖縄県内の小中学校の不登校児童は5762人(2022年度)と1000人あたりでは全国ワーストだという。その数は年々増加している。

不登校児童が増えた原因についてコロナの影響で生活リズムが乱れたことなどがあげられている。が、それだけではあるまい。

 

最近大問題になっているのが、教師の不足。

このままでは授業が成り立たないほど定員割れで、苦肉の策として定年退職した教師を呼び戻しているそうだ。

沖縄といえば公務員か土木・観光・コールセンターくらいしか仕事はないので、安定した職業である教師の人気は高いはず。なのに不足しているというのは、「不登校教師」も増えているということではないか?

 

自由のきかないガチガチな管理体制、やたらオープン仕様な教室で息を抜けない監視体制、専門家が不在なのにどんどん増える発達障害や情緒障害児、現場に関係ない役人に提出するための膨大で無意味な書類制作・・・。

こんな職場環境で精神に異常をきたさない教師の方がおかしいのではないか?私だったらとっとと逃げ出す。

すると、今、現場にいる人はすでにおかしくなっている人が多いのではないか?あるいはよほど鈍感な心臓と頑丈な身体を持っているのか。もう半分死んでいるゾンビなのか。

そんなアブナイ教師に教えられている子どもたちが、学校を怖がって不登校になるのも無理はない気がする。むしろ人間としては不登校児の方が健全なセンサーが働いていると思うのだが。

 

離島など人口が極端に少ない所では、全校生徒3人に先生5人など(なんと校長までいるという馬鹿馬鹿しさ)、手厚いというか鬱陶しいくらいの格差がある。

先生たちも人手が多くて時間もたっぷりだから、生徒と存分に遊べて毎日楽しいらしい。

楽しげな先生に教わる授業は楽しいはずである。シンプルな道理なのに、それと逆行する支配・服従を教え込む学校教育はもう末期的である。

悲壮感しかない先生が、暗い目つきの生徒を叱咤、調教する日々。

国民の幸せなんかこれっぽちも考えておりません、目指すは軍事的な教練です、と明確な方針が見て取れるこの国の行政である。

うっかり学校に行くと、大切な子どもに「日本の呪い」という不幸の種を植え付けることになりかねない。さりとて、親たちは、学校に子どもを預けて共稼ぎしないと暮らしていけない。

学校しか行くところのない子どもたちが、本当に可哀そう、なんて呑気にコメントしているが、これは我々の社会に埋め込まれた地雷なのである。いつか必ず爆発するであろう。

 

 

 

 

 

 

 

カルマは日々つくられる

今週のお題「きれいにしたい場所」

2024年春 沖展に出品されていたシュールな作品

毎日掃除をしているのに、なんでこんなに埃が溜まるのだろう・・・。

部屋にこんなに溜まるのだから、人との争いや復讐心、嫉妬や攻撃的な思考など精神的なゴミも日々かなり溜まっているのだと思う。

成仏させるべき精神のゴミ。それがカルマというものではないだろうか。

 

よく前世のカルマと言われるけれど、この世でも毎日カルマを作っているのである。

生きること=カルマ製造だとしたら、生きてることは善くないと思うけど、善く生きることによってしかカルマは解消されないのがイタいところだ。このゲームの深く面白いところでもある。

毎日生まれるカルマはその後地道に解消されたり、放置していると積み上がったままになっていたりする。

精神の掃除をさぼっているとカルマが溜まる。さすが物質世界ならではの道理である。

 

 

 

 

 

 

 

オリジナルを育む

今週のお題「あんこ」

ユニークな顔の魚

食欲のない時など、たびたび米麹から甘酒を作っています。アミノ酸豊富な甘酒は「飲む点滴」とも言われますね。乾燥麹にお湯を注ぎ、6~8時間炊飯器で保温するだけなので簡単に作れます。

小豆麹にすれば砂糖も不要。一日水に浸けた小豆を煮て、麹と一緒に発酵させてみました。小豆麹をバターを塗ったパンに載せれば、あんバターパンの出来上がり。優しい甘さで、予想以上に美味しいです♡

料理は苦手でしたが、自己流でいろいろ作るうちに、オリジナルの美味しさや楽しさに目覚めたところです。

 

ところで先日亡くなったそうで、小澤征爾追悼番組をよく見かけました。

日本の指揮者として初めてウイーンフィルやらボストンフィルやらに迎え入れられ、クラシック界のメインストリームを歩んだそうです。

サイトウ・メソッドに忠実なその指揮は、まるで踊りやパフォーマンスのよう。髪振り乱して獅子舞のようにエキゾチックだから、映像時代の欧米にウケたのかもしれません。

オーケストラに難しい要求もせず、とても物分かりのよい、人当たりのよい、奏者に慕われる指揮者だったようです。主催者側からすれば、他の頑固な指揮者に比べ、営業しやすいビジネスパートナーだったとも言えるでしょう。

「昔はフルトヴェングラーなど、指揮者といえば徹底的に独自の世界を持っていたが、オザワみたいなそつのない中身のない指揮者が登場してきて時代が変わった」とクラシックおたくの友人が辛口のコメント。

確かに、譜読みはやたらと忠実ですが、作曲家そのものへの理解・関心はイマイチのような・・・。だからどれをとってもポピュラーソングみたいに聴こえるのかしら。

オリジナルを作るって難しいですね!

 

左脳にバイバイ

今週のお題「練習していること」

         動物は右脳優位?      与那国馬

ネドじゅんさんはある日突然右脳に目覚めた女性。

右脳は感情を司り、左脳は思考を司るが、現代社会では左脳が右脳を無視し、丸め込むことが多い。それが結果的にストレスとなったり、自分を見失い、望まぬ事態を招いてしまう原因になったりする。

右脳の領域をどんどん侵食することによって、左脳はエネルギーを得て活発になるが、本体である我々は疲弊してしまうという。

 

確かに、直感や感覚的に嫌だと思っても、損得やしがらみなど左脳で悩んだ挙句に出した答えにしっくりこないことが多いし、後悔することも多いのではないだろうか。

左脳で考えることがあたりまえの習慣になってしまった今、右脳を元気にし、本来の実力を発揮させてあげることが必要。練習すれば、直観力を上げたり、日常の幸福感を増すことができるようになるという。

 

著書「左脳さん、右脳さんーあなたにも体感できる意識変容の5ステップ」で紹介されていたのは、まずはエレベーター呼吸。息を吸い込んだら、空気を入れたエレベーターの床が喉からお腹の底に体を通って下がっていくのをイメージする。吐くときは床が腹から喉の方へ移動する。

そして右脳散歩。散歩中は常にお腹に意識を向ける。お腹の中が少し明るく感じる方向、楽しく感じる方向、惹かれる方向に歩く。右脳=お腹に任せて歩けば、意外な物を見つけるかもしれない。意外な人に出会うかもしれない。どこに着いても、練習だから気にしない。

 

世の中は自分一人じゃ変えられないと思っていたけど、右脳レッスンで自分が変われば世界が変わるのかも、と思えるお話でした。

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沖縄のジャーナリスト我那覇真子(がなはまさこ)

今週のお題「卒業したいもの」

沖縄はいろいろミックス猫が多い

戦争、パンデミック、環境汚染、労働搾取、財産没収、健康被害、詐欺、盗難、いじめ、パワハラ・・・この地球に生きているといろんなことに巻き込まれますよね。

こういうことを仕掛けてくる者のいない世界に心静かに暮らしたいとつくづく思うものです。

 

次から次へと人々の自由を奪う法案も目白押し。5月にはパンデミック条約の改悪が予定されています。

その内容は、感染症が流行ったら加盟国はWHOに絶対服従する、というWHOの強制力が国権を超えて強大にするもの。まるで世界統一政府への足掛かりのようですね。

感染症のウイルスをばら撒き、マイクロチップ入りのワクチンを強制的に打たせ、人々を遠隔操作したり人口調節したいのでしょう。マッチポンプの手口はバレバレなのですが。

このWHOの強権的な動きに反対する人々が世界中で標的にされています。

メリル・ナス医師もその一人。沖縄在住のジャーナリスト我那覇真子さんがインタビューしたこの動画もある日突然消去されて見れなくなると思います。

(我那覇さんは右翼でしたが、最近はリベラルな論調に変わってきたみたい・・・)

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春なんか来てない

今週のお題「小さい春みつけた」

蘭は年中真っ盛り

沖縄では冬もカラフルな花が絶えないので、とりわけ春が待ち遠しいとか、はっきり春を認識するという機会はないようだ。もう来月は海開きなのである。

今冬は特に暖かく、最高気温が20度を下回る日は少なかった。ダウンコートを着た日はたった数日であった。寒がりにとっては有難い。

 

こんなに暖かく湿度もある南国なのに、なぜかインフルやコロナ、風邪が流行っている。学級閉鎖する学校もあるようだ。考えられる原因はアレの接種による免疫システムが破壊と推測されるが、どこの機関もはっきり究明しようとしない。

そもそも研究というのは予算があってはじめて着手できるものである。だから、予算たっぷりの商業べ―スにのった研究は、商売に都合のよい結果が導き出されるような結論ありきの「研究」ばかりが行われることになる。

例えば抗癌剤の効果について研究はいっぱいあるが、抗癌剤を使わない方が癌が治ったとか長生きしたという研究はほとんど無い。そんな研究結果が出ても、製薬会社や病院のカネにならないからである。

 

アレも同様である。アレが売れなくなるような研究なんて、資本家がカネを出すわけない。アレが売れなくなる報道もマスコミでは禁止されるから、我々は自力で調べなければならない。だから、アンテナを研ぎ澄ます必要がある。

最近、体調を崩す知り合いが多くなってるとか、葬儀場がやたら増えて繁盛してるとか、(今に始まったことではないが)政治家が常軌を逸しているとか、報道が特定の利益集団のために偏向しまくっているとか。肌感覚に意識的になることが重要だ。

 

特に有害だと思うのが偏向教育である。

近代の戦争はだいたい資本家の都合でマッチポンプで引き起こされるのだが、そういう本当の歴史は教えない。

宣教師が初来日したのは1549年で、その年号を必死で暗記したものである。

が、そもそも「宣教師」とは何者だったのか。我々は習わなかったし、学校の先生も宣教師の正体を知らなかったようである。

しかし、実態を見れば、500年近く経った今でも「宣教師」は日本に続々と来ている。日本に溶け込み、日本人に取り入り、楽々とスパイ活動を行っている。

「宣教師」事件は終わっていないし、日本に春なんか来てないのである。

歴史は現在と紐づけて学ばないと意味がない。

 

 

 

 

 

 

自由は必然

今週のお題「大発見」

          沖縄では猫ものんびり     奥武島

ウチナンチュ―(沖縄の人)は、おしなべてのんびりしている人が多い。

訪れた店が定休日以外に突然閉まっていても、注文した料理が遅れても、近所の人がうるさくても、自分が騒音を出すのも、子沢山でも、あまり気にしてない様子。

それに比べ、ヤマトンチュ―(日本人)は深刻でせっかちな人が多い気がする。

沖縄に来たからには何か成し遂げなければと、使命感に燃える。意味を探す。休日でもゆっくりできず、ソワソワする(私だけかしら?)。

 

何かしなきゃ。月桃茶作らなきゃ。図書館に行かなきゃ。ブログ書かなきゃ・・・と脈絡もなく駆り立てられるのは私の中の内なるエンジン、プログラミングが起動しているのだと思う。

いつのまにかそういう設定がされていたという意味では、私は方向づけられたマシンのようである。

マシンに自由はあるのだろうか?

マシンである私の自由とは、感じ方、判断の自由ぐらいではないかしら。

やりたいことをやるのは自由というより必然なのであり、必然こそ魂がすんなりと喜ぶようである。だって、必然以外にはやる気がしないのだから・・・。

私が私であることに諦めて(受け容れて)、あまり深刻にならず、私のやりたいようにやらせてあげるのが良いのかもしれない。

 

ジャーナリストであるということ

今週のお題「習慣にしたいこと・していること」

          生け簀の亀が身につまされる      美ら海水族館

昔は毎日テレビや新聞でニュースをチェックするのが習慣であった。

が、早くは911アメリ同時多発テロ以降、遅くても新型コロナパンデミック以降、マスコミが狂っていることに気づきはじめ、独自で情報収集するのが習慣になっている人も多いと思う。

独自なので、SNSなど間違ったソースに騙されそうになることもある。なので、裏付けをとるのが重要である。つまり、一人ひとりがジャーナリスト感覚を身に着けるのである。

ジャーナリスト感覚とは何だろうか。純粋な好奇心ではないだろうか。どこにも肩入れせず、先入観を持たず、見聞きしたくないことでも、あるがままに受け入れ、観察・分析すること。

 

堤未果ショック・ドクトリン」を読んだ。

最近聞かれるショック・ドクトリンという言葉。テロや大災害などで国民が思考停止状態になっているところへ、政治家や資本家が人権を無視する横暴な政策を推し進める手法のことである。

911では無制限の軍事行動、監視・検閲体制の合法化など。

新型コロナパンデミックではロックダウン、検査の義務化、ワクチン工程の簡略化、税金でワクチンの大量購入、情報検閲や統制など。

「皆さまのため」と言いながら問答無用の強引な、人権無視の政策があっという間に実現されてしまったことは忘れてはならない。

 

政府やマスコミが流すプロパガンダ、CMはだいたい大衆操作・管理のための意図的なものということもバレてきている。まあ、意図がなければわざわざ流す必要もない。我々ジャーナリストに必要な資質は、その意図を見抜くことである。

最近奴らがやたら騒いでいる「地球温暖化」も嘘臭い。

IPCC気候変動に関する政府間パネル)の報告書は「温暖化で北極の氷が解け、白熊が絶滅する。南極の氷も解けて、海面上昇によって2000年までに多くの国の沿岸の主要都市が水没する」と警告してきたが、実は現在、白熊の数は20年前の20倍に増えているそうである。

NASAの衛星観測によれば南極の氷は増え続け、毎年最高記録を更新。

海面上昇も起こらず、ツバルなどポリネシアの島々は水没どころか、面積を広げているという。

2023年2月アメリカ海洋大気庁によると、NASAのデータは、地球が過去8年間ずっと冷え続けていることを示している。

 

多くの科学者も地球温暖化について疑問視している中、なんと、個人が出すCO2を管理する計画が話し合われている。牛の次はヒトである。

2022年の世界経済フォーラムで、中国のアリババグループ社長J・マイケル・エバンスは「個人用炭素トラッカー」の開発を発表した。このチップを人間の手首に埋め込むことによって、持ち主が、いつ、どんな手段で移動し、何を食べ、オンラインで何を買ったかが追跡できるというものだ。24時間個人のCO2の排出量がモニターされるというわけだ。

車や自転車、徒歩などの移動手段をGPS情報とスマホに内蔵された加速度センサーなどを用いて自動判別し、CO2排出量を「見える化」する脱炭素アプリも開発が進んでいるという。

今まで炭素トラッカーというのは、企業や行政機関が対象だったが、それが個人にも適用されるということだ。

企業が排出権を売買するように、個人もスコアを売買するようになったとき、食べる、買い物をする、交通機関を使うなど日常行動をするために、権利を買わなくてはならなくなるかもしれない。

2022年2月、カナダでは大手信用組合が、持ち主の炭素排出量を計算するクレジットカードを始めたそうだ。

世界経済フォーラムでは、温室効果ガスを出すような消費をクレジットで決済した際に、その場で利用停止になる仕組みを検討しているという。

 

なんというかもう、本当にオルダス・ハクスレーすばらしい新世界」みたいな恐ろしい世界に突入しつつある。

ハクスレーはDSとも親交があったらしいから、ただのフィクションではなく、もの凄く信憑性がある。というか、これは未来のニュース、予告なのではないか。

昔読んだ時はSF小説だったが、今となっては身構えるべきJアラートなのである。

www.gentosha.jp

 

 

 

 

 

戦争様式の大移動

今週のお題「大移動」

沖縄に配備された、車両搭載の迎撃ミサイルPAC3

マウイ島の火災、能登半島地震東日本大震災の建物損壊など、多くの人が家財を失い、住んでいた土地からの大移動を余儀なくされた。

こういった災害や人災で儲かるのは、復興事業として巨額の発注を得る土建屋だけである。日用品しか買い物をしたことのない庶民には、その巨額が妥当かどうか判断しかねるし、そもそも明細が明らかではない。

公共事業を一度でも受注したら旨みがありすぎて、儲けの薄い普通の商売に戻れなくなるのではないか。

 

ドイツの土建屋は、アウシュビッツ収容所など各地にユダヤ人収容所を作った。

ユダヤ人輸送用の鉄道を作ったのも、そういったインフラ屋がいて、産業界がたっぷりと潤ったわけである。彼らはヒトラー万歳、ナチスの政策に賛同していた。

ユダヤ人狩りヒトラーより積極的だったのは、一般的な職業人たちだったのではないか。普通の海人(うみんちゅ)が、魚の追い込み漁をやるみたいに。

ユダヤ人が憎いから収容所に追い込むというより、ユダヤ人の追い込み漁という儲かるビジネスがそこに成立していたわけである。

 

愚かな目先のビジネスは、儲かれば自らの仕事や政府の倫理性は問わない。

最近の度重なる大小の災害には、気象兵器や指向性エネルギー兵器、バイオ兵器の関与が疑われている。実際、今や人工地震や人口津波パンデミックを起こすことも可能なのである。

それを禁じる国際的な取り決めも一応あるが、マスコミを使って自然災害に見せかければ、一般人が見抜くことは難しい。

戦争は我々に見えない様式に移動しているようである。

 

 

 

 

 

 

宣教師に気をつけて

今週のお題「ほろ苦い思い出」

緋寒桜が満開

明治維新ユダヤ悪魔主義イルミナティによって仕組まれた事件であったことは、我々にとって衝撃的な苦い思い出である。

が、現在はどうだろうか。

 

最近鼻につくのは、日本人の売国政治家・商人だけでなく、日本語が異常に達者で右翼の懐にぐいぐい食い込んでいる一見「親日」外国人である。

人気の動画チャンネルに梯子して出演するタレントぶり。白人らしからぬ馬鹿丁寧な態度や、欧米をこき下ろし、日本文化のヨイショぶりに気分をくすぐられるファンも多いようだ。

 

その一人、ジェイソン・モーガンルイジアナ州出身のアメリカ人。

大学で歴史学や東アジア学など学んだ後、どこから資金を得たのか知らないが、中国、韓国、日本をぐるぐる回遊している人物だ。

彼の主張として、DSの正体であるCIAやFBI、民主党のグローバリストは、あの手この手でトランプを引きずりおろそうと画策した。これはアメリカ政府を操っているのが大統領ではないことを意味するものであり、アメリカの内戦は避けられないとしている。

銃社会テキサス州はカッコいいと持ち上げ、内戦になったら銃の扱いが上手い彼らの陣営(結局この人、Qアノンか?)が絶対勝つのだと戦争を煽っている。

こういった好戦的な発言に対して同席する日本人が誰も違和感を持たないことに、危うさを感じる。既に現代の「宣教師」にすっかり飲みこまれているようなのだ。

 

以前にも指摘したと思うが、マックス・フォン・シュラ―小林の経歴も怪しい。

米軍勤務を経てタレント事務所のドライバーをしたり、結婚式バイト用の牧師資格を取ったり、you tuberになって右翼におべんちゃらを言い、右翼出版社から右翼が喜ぶ本を出し、原口一博など政治家との人脈を作り上げていく。

 

Qアノンは世界的な極右大衆運動を扇動する悪魔と呼ばれるスティーブン・バノンがバックにいるとされている。世界中に「宣教師」を送り込んでいるに違いない。

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IT業界の闇を暴く

今週のお題「元気を出す方法」

一見美しい沖縄の海も米軍基地から出るPFOSで汚染されている

元気がない時は、元気のある人のそばに行くとお裾分けしてもらえる気がする。

「IT戦争の支配者たち」という本を読んだ。
著者はITビジネスアナリストの深田萌絵さん。学生時代から財務アナリストとして活躍し、コンピュータチップ設計会社を経営する、元気いっぱいの起業家である。

半導体不足はなぜ起こったか。IT音痴で業界ごと崩壊する日本を見つめる、国内メディアでは報じられないセンセーショナルな内容の本である。

ITは軍事転用可能なものが多いため、世界のパワーバランスを考えると積極的に統御していかないといけないのだが、それを国民に意識させないようにしているという。

日本政府はITやコンピュータ技術を軽んじているため、開発の現場では実業家が常に他国のスパイに狙われている。深田さんも被害にあい、会社を潰している。

 

ITのベースとなる半導体業界は、いま中国の一族に支配されつつある。阿片戦争の片棒を担いだ青幇(ちんぱん)という中国系老舗ヤクザが暗躍し、人民解放軍の兵器開発を強化しているという。ITを制するものが戦争も制するのだ。

2021年から半導体不足が報道されているが、犯人は台湾の大手TSMCであり、自社の半導体価格を吊り上げるために出し渋りをしているそうだ。
最先端の仕事で米国、韓国、台湾、中国を往来する著者が、日本では蚊帳の外だが海外メディアで報じられている事実のほか、半導体企業幹部から仕入れた凄い話、闇の深い業界構造を解説し、とてもとても興味深い。

元気が出るというより、目が覚めるといったところだろうか。

 

TSMCといえば、熊本工場が間もなく稼働するが、相当な水源を必要とするため、早くも農業用水が枯渇しているそうである。

工場による環境汚染も酷く、台湾では深刻な被害が出たために海外へ工場移転するのだという。雇用も税収も増える、と熊本県は無邪気に喜んでいるようだが、今後大惨事を招くことについて、どこまでわかっているのか、いないのか。原発誘致と似たような構造問題である。無知で無能なリーダーを戴くと恐ろしい。

ダイキンの工場がある大阪はPFOA汚染が日本一だが、次は熊本が汚されるようで心が傷む。

 

 

 

 

山納銀之輔さん

今週のお題「最近おいしかったもの」

ほんの五、六年前までは沖縄で食事と言えば、美味しくて安くてボリュームがあり、フレンチも東京の三分の一くらいの値段でいただけた。

食べ歩きが気軽に出来たし、楽しかった。

が、今や食材や家賃の高騰により、同じようなメニューが以前よりしょぼい感じになっている。

それで、自宅でフレンチメニューの再現をしてみるのだが、意外に楽しい。

マスタードソース用のディジョンマスタードなど近所の店では売ってないから、自分で作る。芥子、塩、酢、ヨーグルトなどいろいろ混ぜてそれっぽいものが作れそうだ。

 

自分で作る。

そういう基本に立ち返る人々が増えているらしい。

山納銀之輔さんは何もない所に水を引き、火を起こし、畑を耕し、家を建て、村を作る。

エコビレッジビルダーとして世界を飛び回っているそうだ。

エコビレッジ、流行りそう。もう、世界中で引っ張りだこのようである。

お金に支配される貧しい世界と、お金がいらない豊かな世界。

いよいよ世界は二極化のようである。

 

山納さんの半生がまた凄まじい・・・

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琉球夢幻チャンプルー

今週のお題「急に休みになったら」

集客する気がないようで、場内は閑散としていた

死んだらゆっくり休めると思うので、生きてる間は生きてる時にしかできないことを精一杯体験しようと思っている。

今年は本当に驚かされることが多く、毎日がエキサイティングである。

 

今日は沖縄大学石垣島出身の高嶺剛監督「変魚路」(へんぎょろ)という映画&シンポジウムが開催されており、内容もろくに調べもせず嗅覚で出かけて行った。(沖縄は無料の催しが多いので、こまめにチェック!)

今と過去、現実と夢を行き来しながら沖縄を生きる人々の記憶を描き出す・・・といった漠然とした紹介文の通り、何とも奇妙奇天烈な映画であった。

沖縄にタルコフスキーみたいな監督がいるんだ、とびっくりした。

 

トロピカルな景色の中に妖精たちが現れ、空間も時間も自在に飛ぶ、幻想的な展開。

この土地に根付く戦争の記憶、貧困、神話、風俗、死、豊饒、狂気、迷妄、情愛などあらゆる沖縄をチャンプルーにして、大城美佐子の民謡が物憂く彩る。

「時々、頭がカラになる」と劇中人物のセリフにあるが、映画の中でも、街中でも、ウチナンチュが呆けたような表情をしているのはよく見かける。

魂(マブイ)が「休憩中」なのかもしれない。

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311は一生モノの経験

今週のお題「一生モノ」

暖かい日が続いています

令和6年元旦に起きた石川県大震災611もそうだが、日本にかなりの影響を及ぼし今だに緊急事態宣言発令中である311東日本大震災は、その深刻度において多くの日本人にとって一生モノの経験ではないだろうか。

 

この期に及んで遅ればせながらであるが、福島原発爆発時に現場の様子を再現した映画「Fukushima50」のDVDを見た。

「これは大河ドラマだね」と貸してくれた人が言っていたが、その通り、事件の真相に迫るというより、薄っぺらい「感動の」偏向ドラマ仕立てとなっている。

自民党が映画のスポンサーなんじゃないかと思うほど、当時の菅直人首相の素人ぶりをこきおろし、東電幹部を巨悪の根源として罪をなすりつけ、そもそもこんな地震大国に原発を導入した自民党の責任は見事にスルーされている。

吉田所長が事故前に津波対策を潰していたことも言及されていない。

目的はつまり、原発クルーと自衛隊、米軍をただただ英雄にまつりあげるという、まるで「アルマゲドン」の原発版なのである。(トモダチ作戦て、後日莫大な請求書が来たんじゃなかったっけ?)

ラストシーンは右翼チックな桜散る中で、当時の感慨にふける関係者がいたとさ・・・という事故の深刻さと月とスッポンの、痴呆症のようにセンチメンタルな始末である。

 

当時、原発内で何がどのように起きていたか、政府や東電がいかに無能で暴力的か、ある程度臨場感をもって疑似体験できるし、政治的な印象操作を「学べる」映画ではある。

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