民族
今週のお題「サボりたいこと」 沖縄は梅雨空 思えば会社員時代は楽でした。仕事は次から次へと会社が与えてくれ、締め切りも休暇も設定してくれ、必要な機材もツールも健康保険証も名刺も肩書も年末調整も何から何まで用意してくれました。 会社員だと家を借…
ワタシには関係ないわ 「日本に住んでる限り外国語は不要」と思ってましたが、日本のマスメディアはスポンサー第一で恣意的。記者は取材もろくにしないし、コメンテーターも一般人並みに凡庸な発言に耳を疑うような御用学者ばかり。 せめて自分で英語くらい…
お題「戦争」 つかず離れず ウクライナ・ロシア戦争が長引いています。 ウクライナは可哀そう、と援助物資を届ける人はいても、「これ以上被害を出さないよう、降参したら?」と提言する人はいないようです。それどころか、武器をせっせと送って、「頑張って…
野生のパパイヤ? 1945年の東京大空襲などを指揮した軍人が作ったアメリカのランド研究所。 軍事政策に多大な影響を与えてきた同研究所が、2019年に敵国ロシアの弱体化を意図し、ウクライナを利用して戦争を仕掛け、ロシアを疲弊させるというシミュレーショ…
今週のお題「試験の思い出」 波の上ビーチで行われたカムイノミ(神への祈り) カンニングこそしなかったが、学生時代だけでなく社会人になっても、とにかく試験にパスできれば良しとして、自分にとっての学びも考えず、ひたすら丸暗記したり、適当に理解し…
ウイグル人虐待その他で国際社会から叩かれている中国。(アメリカだって世界で一番戦争で儲けてるし、ロシアだってユダヤ人を大量虐殺してますけど) 暴力国家という野蛮なイメージをかわすため、北京オリンピック開会式は子どもたちをメインに使ってソフト…
今週のお題「現時点での今年の漢字」=「早」 昨年秋あたりから時が早く進むのを感じます。1月ももう後半を過ぎてしまいました。 沖縄は日本本土より春の訪れも早く、もう桜は開花してるそうですし(こちらでは花は年中咲いているので話題にもなりませんが)…
そんなにめでたさも感じられない新年ですが、奥武山(おうのやま)公園内にある沖宮(おきのぐう)に参拝しました。 靖国神社の沖縄版ともいえる護国神社の真裏にあり、天燈山御嶽を神地としています。 沖宮は波上宮、識名宮、普天間宮など琉球王朝が管理し…
特別お題「わたしの推し」 米軍&自衛隊に頭を抱えるシンポジウム @琉球新報ギャラリー 元農水省官僚、鈴木亘弘氏がアメリカに政策を牛耳られる仕組みを暴露してくださいました。アメリカは同じ人間としてここまでやるか、というとても貴重な、衝撃的なリポ…
今週のお題「お気に入りの靴下」 瀬底島のビーチ 石川梵監督のドキュメンタリー映画「くじらびと」を観ました。 インドネシアのラマレラ村では伝統的なくじら漁が行われています。小さな岩盤の島なので畑が作れず、村人の主食はくじらやマンタに頼っているの…
海の神様を祀る 座間味村 今週のお題「好きなお茶」 最近、松葉茶を衝動買いしました。現代人の石灰化する松果体(脳の真ん中にある第三の眼といわれる謎の器官)の回復によいとか、新コロを解毒する作用があるとかいう夢のような噂話に、つい乗っかってしま…
みけこと愛息 今週のお題「自由研究」ですが、オリンピックの閉会式を研究(?)してみました。 閉会式はねぶた祭のような大きなオブジェも演出もなく、東京の盆踊りや公園などをテーマにしたパフォーマンスでした。インパクトあるものといえばいつもの花火…
数年前は国際通りでこんなパフォーマンスも見れたのに 私は観戦に興味がないので、今までオリンピックは開会式のアトラクションをチラ見する程度でした。が、今回は稀にみる事件多発、紆余曲折でしたので、じっくり観察してしまいました。 まず国旗を捧げ持…
海の彼方にニライカナイ(神の国)があるとされている 喜山荘一著「珊瑚礁の思考」について最終回です。 結社と聞くとフリーメーソンとかイルミナティを想像するのですが、太平洋を囲む南の島々にも秘密結社があるそうです。西表島近くの新城(あらぐすく)…
メキシコでは誘拐や行方不明になる子どもたちも多い・・・ アンドレス・カイザー監督「野良人間」を観てきました。 30年前メキシコの山奥で見つかった野獣のような3人の子どもたち。森に捨て子にされたのか、獣に育てられたのかわかりませんが、言葉も発せず…
石垣模様のイシガケチョウ。羽が傷ついていました。 民族学者、伊波普猷(いはふゆう)によると、琉球弧だけではないかもしれませんが、昔はカニバリズム(食人)が行われていたそうです。 死人が出ると親類縁者が集まり、その肉を食べました。後世になりそ…
中国の寝そべり族に共感するわ 米軍の子分の自衛隊はオーストラリア軍の子分もやれ、と日本政府は米軍に命令されたようです。 こんな面倒で重大な決定がコロナ禍でどんどん進められていてびっくりです。対中国戦を想定していることは、宮古島や石垣島への自…
ジュゴンは神 白人警察官による黒人の虐待が問題になっていますが、その歴史を知ってびっくり、しかも非常に納得。 奴隷制度があった時代、プランテーションから逃亡した奴隷を捕獲する奴隷パトロールがアメリカ警察の前身だというのです。ネズミを見たら興…
「風とともに去りぬ」の裏歴史を彷彿とさせるチラシ 1975年作リチャード・フライシャー監督「マンディンゴ」がリバイバルしてたので観てきました。公開当時はリアルすぎて過激な内容のためセンセーションを巻き起こしました。アメリカ人にとっては黒歴史なの…
海の彼方にニライカナイ(他界)があるとされます ユタだったり、ニライカナイだったり、御嶽(うたき)だったり、霊魂(マブイ)だったり、沖縄ってなんか独特の、神秘的な力が立ち昇る場所です。それがどういう由縁からくるのか、ずっと知りたいと思ってい…
こんな大都会でも戦争は起きるのです 平和だったミャンマーが国軍対国民で戦争になっています。ミャンマーの軍事クーデターから3カ月以上が経過。軍によりネットが切断され、何が起きているのか把握できない状況です。沖縄に住むミャンマー人は約400人。技…
北部にあるヤンバルクイナ型展望台 沖縄県は県北部や西表島のユネスコ世界自然遺産登録を目指していましたが、この7月にも登録決定する見通しとなりました。 大昔にユーラシア大陸から分断された地域だそうで、大陸島として独自に進化した生態系や生物多様性…
桜坂劇場で突然、上映後に佐古監督のトークイベントが。予告なしなのが沖縄っぽい 佐古忠彦氏はTBSのキャスターとして記憶していますが、最近では「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」のドキュメンタリー監督として沖縄戦後史に切り込んだ手腕が注目…
喜山荘一さんのご専門は考古学でなくマーケティングなのも面白い ハジチって何?昔、沖縄で女性たちが手や腕に彫っていた伝統的な刺青です。近年、恥ずかしい習俗として隠されるようになり、もはやハジチを行う人はいないようです。 模様が特徴的で素敵なの…
もう向日葵の季節 熱帯ドリームセンター 政治をはじめ、経済も教育も世界に遅れ、閉塞感とともに、どんどんダメになる日本。だいぶ前からヤバいと言われていましたが、どうしてこうなったんだろう?鈴木博毅著「超」入門 失敗の本質」を読みました。 大東亜…
タヒチの人々が復元したダブルカヌー 本部(もとぶ)の海洋博公園は人気の観光地。かなり広い園ですが、水族館だけでなく、海洋文化館もお勧めです。 まず、エントランスホールに展示されているのは迫力あるダブルカヌーの復元。他にもミクロネシアの伝統的…
人間て大変よね かつて西表島には炭鉱があり、そこには台湾人が連れてこられて働いていたそうです。 黄インイク監督のドキュメンタリー映画「緑の牢獄」を観ました。 ジャングルのような西表の厳しい環境にある炭鉱での生活は、別名「緑の牢獄」と呼ばれます…
わたしも妊娠中 チベット映画「羊飼いと風船」を観ました。 神秘の地チベット。その大草原で羊飼いをする貧しい一家の物語です。 信仰篤い素朴で穏やかな生活の中にも近代化の波は押し寄せ、バイクが馬に代わったり、中国の一人っ子政策で子だくさんの家庭は…
美ら海水族館は開館中 宮古島では、PCR検査に行くため車の渋滞が起きているそうです。 学校等で新コロ陽性者が発生し、小さな島がパニックのようです。 連日メディアではワクチンの世界的争奪戦について報道(?宣伝)されていますが、その安全性の検証につ…
後ろ向きの三毛子 今年は年初から、コロナが原因でもなく講演会の直前キャンセルが続き、がっかりすることが多かったので、気を取り直すべく、桜坂劇場へ「大海原のソングライン」を観に行きました。 「5000年前、人々をつないだものは文字ではなく"音楽"だ…