神の島 琉球RYUKYU

豊かで不思議な沖縄の「今」をお伝えします the journal about rich and mysterious Okinawa today

ワクチンと食品添加物

閑散としています 国立劇場おきなわ ワクチンは安全だし、食品添加物も安全とされています。 安全だから、政府のお墨付きだから、医者は人に何度もワクチンを打つし、安全だからメーカーは食品添加物をてんこ盛りにして人に売っている、と我々は思っているわ…

無人道主義の洗脳番組:オリンピック

戦争で興奮、不安で興奮。疲れてませんか? 先月末の台風6号は沖縄周辺を半回転したため、なんと3日間も家に閉じ込められた人が多かったようです。15年住んでいるけど、こんなに長い台風は初めて、という近所の人の声も。 食料が尽きかけてきたので、少々焦…

又吉栄喜さん登場

3日続いた台風のあとで、久々の外出 那覇は連日気温30度前後。湿気もあるし、暑いですが、夜は窓を閉めてエアコンを消しても、冷えた空気のまま朝まで眠れています。本土の方が気温的には暑そうですが、沖縄は夏が長いので、やはり疲れます・・・。 今週のお…

「珊瑚礁の思考」その3

海の彼方にニライカナイ(神の国)があるとされている 喜山荘一著「珊瑚礁の思考」について最終回です。 結社と聞くとフリーメーソンとかイルミナティを想像するのですが、太平洋を囲む南の島々にも秘密結社があるそうです。西表島近くの新城(あらぐすく)…

「沖縄の新聞は本当に『偏向』しているのか」

なんと飛行機でジュンク堂まで来てくださいました(感謝) 先日、ジャーナリスト安田浩一氏の著書文庫化記念トークイベントがありました。 琉球新報、沖縄タイムスは「米軍基地賛成派の意見を封殺している」「事実を捻じ曲げた報道をしている」などと保守派…

「珊瑚礁の思考」その1

海の彼方にニライカナイ(他界)があるとされます ユタだったり、ニライカナイだったり、御嶽(うたき)だったり、霊魂(マブイ)だったり、沖縄ってなんか独特の、神秘的な力が立ち昇る場所です。それがどういう由縁からくるのか、ずっと知りたいと思ってい…

高橋巌(いわお)著「シュタイナーの人生論」

人にも龍柱が必要ではないですか? かつて首里城にあった龍柱 心から敬愛するわが師、高橋巌先生が講演集を出版されました。「シュタイナーの人生論」です。 本の帯には「どんな存在も尊い」と書いてあります。 この世は無なんだ、私もあなたも幻、実は誰も…

「オリンピック 反対する側の論理」

ジュンク堂那覇店の教養講座は素晴らしい ジュールズ・ボイコフ著「オリンピック 反対する側の論理」発刊記念で訳者の鵜飼哲らによるトークイベントがありました。こういうタイトルはイベント告知しにくいのか、別の階でオリンピック関連グッズを売っている…

「ハジチ 蝶人へのメタモルフォーゼ」

喜山荘一さんのご専門は考古学でなくマーケティングなのも面白い ハジチって何?昔、沖縄で女性たちが手や腕に彫っていた伝統的な刺青です。近年、恥ずかしい習俗として隠されるようになり、もはやハジチを行う人はいないようです。 模様が特徴的で素敵なの…

「あの世がしかけるこの世のゲーム」

蘭は年中花盛り 熱帯ドリームセンター スピリチュアルブームです。並木良和著「あの世がしかけるこの世のゲーム」を読みました。早く覚醒しないと、2021年冬至に宇宙ゲートが閉まり、地球とともに次元上昇できないそうです。別に次元上昇せず、今までと同じ…

「超」入門 失敗の本質

もう向日葵の季節 熱帯ドリームセンター 政治をはじめ、経済も教育も世界に遅れ、閉塞感とともに、どんどんダメになる日本。だいぶ前からヤバいと言われていましたが、どうしてこうなったんだろう?鈴木博毅著「超」入門 失敗の本質」を読みました。 大東亜…

山田健太著「愚かな風―忖度時代の政権とメディア」

専修大学教授の山田健太著「愚かな風―忖度時代の政権とメディア」刊行トークイベントがジュンク堂でありました。 行政の意思決定過程が不透明であることが日常的になり、為政者たちは開き直っている始末。マスメディアも結局利権団体なので、基本的に追及し…

城山三郎賞受賞「証言 沖縄スパイ戦史」

少女時代は「きけ わだつみのこえ」を愛読していたという三上さん 三上智恵著「証言 沖縄スパイ戦史」が第七回城山三郎賞、第六十三回JCJ賞を受賞したそうです。彼女はもともとアナウンサーで、「標的の村」などドキュメンタリー映画を撮り始め、「沖縄スパ…

「もっとも深いところで、すでに受け容れられている」

雨の日は毛布が欲しい タオル屋さんの猫 先日リック・リンチツ著「あなたも私もいない」を読んでからウツっぽかったので、もしかしたらちょっと慰められるかもしれないと思い、ジェフ・フォスター著「もっとも深いところで、受け容れられている」を読んでみ…

「あなたも私もいない」

俺はどっちでもいい タオル屋の猫店長 輪廻転生の記事を書いたばかりですが、そういうおまえは存在しないのだという本を読みました。リック・リンチツ著「あなたも私もいない」です。 医師であるリンチツが影響を受けたサティヤム・ナディーンという元麻薬中…

「前世療法」

熱愛中 同じ猫なのに、なぜか前からの知り合いのようにすぐに仲良くなる子もいれば、これといった理由もないけれど、なんとなく相性の悪い子もいます。初めて行った場所なのに落ち着ける街もあれば、なんとなく居心地の悪い街もあります。 そんな不思議な感…

「すばらしい新世界」

国際通りのすぐ裏にこんな世界が (亀甲墓) オルダス・ハクスリーは今まで読んだことがなかったのですが、「すばらしい新世界」を勧められて読みました。 まったく予備知識なく冒険物語かしらと思って手に取ったら、条件反射的教育で管理される階級社会とい…

「能はこんなに面白い!」

琉球舞踊も観る機会が減りました 内田樹の借りたかった本が貸し出し中でしたので、彼と観世清和との対談集「能はこんなに面白い!」を読んでみました。能は以前観たことがありますが、何がいいんだかイマイチわからなかったので。 世阿弥が立ち上げ、約700年…

「SUPER LOVE」

ぽかぽか青空 今、那覇はお天気がよいと半袖で過ごせる陽気。とても過ごしやすいシーズンです。 ランニングも散歩も気持ちよいので、スポーツ選手の合宿みたいに、寒冷地にお住まいの人も運動のために来沖もよいのではないでしょうか。 ベランダで読書も日課…

「魂の退社」

店番の仕事をしています リモートワーク続きで鬱病が増えているそうですが、コロナ禍の中で、働き方を考え直している方も多いのではないでしょうか。 稲垣えみ子著「魂の退社」を読みました。 大新聞社の論説委員、編集委員をつとめエリート人生まっしぐらだ…

普通と戦う

普通の猫なんていません 先日ご紹介した「かみさまは小学5年生」のすみれさんが「かみさまは中学1年生」という本を出していました。胎内の赤ちゃんたちとのトーク集です。 赤ちゃんは「この人の子になりたい」と願ってお母さんを選んで生まれてくるそうです…

神経症から回復する森田理論

滝行する人はいるのかな 比地大滝 おもろまちにある、なは市民協同プラザではいろいろな市民講座や学習会が開かれています。 メンタルヘルスを応援するNPO法人「生活の発見会」による森田理論説明会に参加してみました。 神経症というほどではないけれど、漠…

「かみさまは小学5年生」

桜の花も何度も生まれ変わるのかな 胎内記憶をテーマとするドキュメンタリー映画「かみさまとのやくそく」が話題になりました。 その「かみさまとのやくそく」に出演していたすみれちゃんは胎内記憶だけでなく、それ以前の記憶をもった少女です。「かみさま…

「龍体文字の奇跡」

映画「不食の時代」に出ていらした森美智代さんが「龍体文字の奇跡」という本を出版されていました。 難病を克服するために断食を取り入れ、今では一日青汁一杯で元気に活躍されている森さん。回復とともに霊感を得るようになり、神代文字のひとつである龍体…

「人間に可能な進化の心理学」

「時間を守りましょう」ってどのレベルの人向けかな P.D.ウスペンスキー著「人間に可能な進化の心理学」を読みました。 心理学とは、仮定や想像にもとづいて一般に考えられている人間を研究するものと、人間に可能な進化という観点から人間を研究するものと…

市場の古本屋「ウララ」

那覇の市場中央通り、牧志公設市場(建築中)向かいに古書店「ウララ」があります。 ここは面積数坪の日本一小さい本屋さんと言われ、食品店や土産物店が並ぶ通りに異色の存在感を放っています。ほどほどの狭さで、ちょっと立ち寄って本が選びやすく、結構人…

「聖なる科学」

ババジとハート岩、どっちが長生き? 「人間の永遠の探求」の著者ヨガナンダの師(グル)はスリ・ユクテスワ。 ユクテスワの師はラヒリ・マハサヤで、そのまた師はヒマラヤの洞窟に数千年生きているといわれる聖人ババジです。 ババジがユクテスワの前に青年…

「人間の永遠の探求」

人間は生まれては消える波であり、神はそれを産む海 (茅打バンタ) パラマハンサ・ヨガナンダ著「人間の永遠の探求」を読んでいます。 以前ご紹介した「あるヨギの自叙伝」は彼のバイオグラフィーで、実際にヨガ修行を達成したヨギ自身によって書かれた凄い…

アショカ王時代のカースト

沖縄の昔の家。素朴に神を称える人々が住んでいた インド哲学がいくら凄いとはいえ、カースト制はあんまりではないかと思っていたところ、これも先日ご紹介したヨガナンダの本によってひっくり返りました。 人が4つの階級~バラモン、クシャトリヤ、ヴァイ…

ソクラテスVSヨギ

神のようなジュゴン 美ら海水族館 パラマハンサ・ヨガナンダ著「あるヨギの自叙伝」を感無量で読み終わりました。 世間はキリスト生誕で賑わっていますが、キリストもヨギ(神と合一する人)の一人とすれば、この世には多くの名もないキリストが多数存在して…